Dingy-Dong Day · Marc Johnson 風変りな転調 こんな転調聴いたことある?

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何の変哲もないポップソングが・・・あなたにはどう聴こえますか?

さて、今回は音楽の話。それもギター演奏メインのインストナンバーについての話です。

問題の音源は以下ですよ。

 

Dingy-Dong Day

 

Dingy-Dong Day · Marc Johnson どこがどう変なのか?

まず楽曲の作曲者がだれか? です。多分ですがマークジョンソンというベースの方ではないかと思います。ひょっとしてビルフリーゼルかも? というのも曲調がビルフリーゼルの好きそうなヤツだからね(笑)

 

 

あ、この曲が収録されてるアルバム、ギターは二人いて、もう片方はパットメセニーです。肝心の楽曲は、もうベンチャーズにありそうな楽想で、もろにサーフミュージックな雰囲気があります。とても軽快でさわやかな印象のあるメロディがモチーフとなっています。

この曲、パッと聴いて 「どこか変だな」 って感じますよね? それは転調によると思うのですが、この転調がとても変わっています。

まず最初のほうの転調、これはまあ普通で、一つのメロディを完結したのちに、そのまま移調したような感じで行われており、違和感はまったくありません。

んで、曲を聴き進めていくと違和感を強烈に感じる転調というのが次第に現れてくるようになります。

この転調のやり方ってのが、通常のやり方ではなくて、メロディの途中で不意にスライドする感じで次々に移調していく感じになるわけですよ。

表現を変えると、昔のターンテーブル式レコードを、手で押さえて回転数を変えた時の感覚に似ていると感じます。

これがとても奇妙といいますか、リスナーによっては受け入れがたい感覚になるかもしれません。

もちろん狙ってやってるわけで、キーを間違えているわけじゃない。

あなたにはどう聴こえますか? 僕にはとっても面白く聴こえるんですが・・

しかし、ギターの音、すごく良いですね。気持ちいい。

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