NESARA ネサラ National Economic Security And Reformation Act(国家経済保証及び改正法)について

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NESARA とはいったいなんなんだ? デマなのか? 誰が何のために? 日本語圏における情報を追う

あなたは NESARA GESARA という言葉を見聞きしたことがありますか?

 

はぁ? なんですかそれ?

 

いや、オレは聞いたことがあるぜ

世の中の仕組みを変える法律のことだろ?

お金のインチキを暴いて、世界の支配構造を根底からひっくり返すみたいなヤツ・・

 

んー、この記事を書いている僕自身も「よくわからない・・」というのが正直なところではあるが・・

とりあえず、この情報の出所について簡単なリサーチをしてみた結果、以下のサイトに行き当たったのでリンクしておきましょう。

ジャーナリスト・翻訳家、「ケイ・ミズモリ」の公式ホームページ – 代替医療、科学、環境問題、平和思想、アメリカ情勢等

内容としては、よくまとまってると思われます。(事実かどうかは別としてw)

以下、つづく

NESARA法は「デマあるいは詐欺」である可能性が高い・・しかし・・?

さて、上のセクションで取り上げた ミズモリケイ の記事、読みましたか? 記事が更新されてからかなり時間も経過していますので「現在の状況」というのはよく分からないのですが・・

僕が思うに、デマがデマを呼んで事態がかなり複雑化しているように感じます。

結論を言うと、NESARA法に関する情報はデマです。誰かが架空のストーリーを創り上げ、それに乗っかった輩が国会議員を巻き込んで「混乱」を引き起こしている。

んでもってデマがデマを呼んで政府が公式に「デマに対する見解」を発表せざるを得ない状態になったと言える。

構図としては日本国における「慰安婦問題」とよく似ているのではないかと思われます。つまり国会議員がこのデマについて取り上げ、それを「イシュー化」するという構図なわけで。

なぜこのようなことが起きるのか?

それは一言でいえば・・・「影響力」です。たとえどんなアホな主張でさえも無視できないほど大きくなってくるとスルーすることができなくなる・・というわけですねw

インターネット(電脳空間というべきか仮想世界というべきか)において「巧妙に設計されたウソ」が拡散されると、それを真実だと考える方々が一定数現れる。

まあ、ここまではいいんです。えっ? なぜいいのかって? それは民主国家においては「言論の自由」があるからですよ。どんな考えであれ、抹殺するのはよろしくないでしょ?

それが支持されるかされないかは情報の受け手の「リテラシー」次第ですからね。問題はここからですよ。

つづく

ウソに基づいた嘘と真実に基づいた嘘 ← これ意味わかりますかね? (笑)

さて、ちょっと分かりにくいw セクションタイトル。僕なりに例を挙げると以下です。

日本国における「慰安婦問題」・・これはフィクションに基づく明らかなウソです。国家の意思で婦女子を強制連行して性奴隷にしたなどという事実はありません。

つまり 「ウソに基づいた嘘」 です。一方のNESARA法・・これは事実に基づいた「ウソ」ですね。

僕が思うにNESARA法の核となるのは「連邦準備制度(FRB)」です。これはでっち上げでもなんでもなく、現在の世界経済の基本ともいえる制度です。

 

 

↑が 「そもそもおかしいんじゃないの?」 という考えからスタートしているのが NESARA法 なんじゃないかと思うのですね。

だからある意味「説得力」があると僕は感じる。正直言って僕自身も「連邦準備制度」に対する知識・・つまりその制度ができるまでの歴史的背景、思想 などほとんど知らないのだけれど、軽くリサーチしただけでも「いろいろな紆余曲折」があって現在の姿になっていることは理解できる。

つまり、「お金の制度」というものは、絶対的なものではなくて時代背景によって「いくらでも人為的に変更できる」 という性質を持っているわけで、これが NESARA法 という架空のストーリーに「真実味」を与える要因となっている。

先進国といわれるところは、すべからく「法治国家」 であるので、すなわち「法を支配するもの」が国家そのものであり、その根幹にあるのが憲法。

なのでアメリカの建国精神・・すなわち「憲法精神」に照らしてNESARA法がどういう立ち位置にあるのか? というところで一定の支持を得ているのは間違いない。

以下、参考資料

 

上の資料、ちょっとページが抜けているようですねw さくっと読めるヤツ探してるんだけど・・この資料、できれば最初っから読んでみたい。

できるだけ主観的意見の入っていない 「ニュートラル」 な立ち位置の資料ってないのかな?

まあ、個人的な興味の話なんだけど・・・上にある資料の目次の中で

「オールドリッジ ヴリーランド法の制定(1908年)と中央銀行設立を正当化する思想の勃興」

という項目に妙にひきつけられますね (笑) が、肝心の3ページ目がない! なんで? まあ、ページが白紙になっているのはいったん置いておいてw 僕が興味を持ったのは次の文言・・・

中央銀行設立を正当化する思想

↑とはいったいどんな思想なのか? なぜ「正当化」などという言葉を使っているのか?

つづく

考えれば考えるほど分からなくなる!? 「お金とはいったいなんなんだ?」

さて、この記事の「つづき」を書くにあたり、いろいろと参考資料などを読み漁っているのだけれど、どうも僕の理解力、読解力など・・つまり知識が圧倒的に不足していることに気が付くわけで (笑) なかなか理解が進まないw

ややもすると単調な「陰謀論」に走りがちではあるけれども、その前に歴史的背景やその裏にある「考え方、思想」にも目を向けなければどうやら事の本質は見えてこないような気がします。

 

どうして現在のような金融システムになったのか? これは国や地域によって歴史的背景が異なるので一口では説明できないのだけれども、(アメリカも例外ではない)以下に日本銀行による中央銀行解説を公式サイトから引っ張ってこようと思います。

ただし、ここに書かれている説明が正しいとは限らない(と、個人的には思う) もっとも、賢くて優秀な人物が書いたものであるから「言い回し」には相当用心深く書いているはず。というか「ツッコミが入らないように」書いているのだがw (実際には講演であり、注意深く書かれた文書ではない模様)

中央銀行というものについて理解するには良い資料だと思われますので、一読することをおすすめします。

中央銀行の役割について平成8年6月14日・日本記者クラブにおける日本銀行総裁講演 : 日本銀行 Bank of Japan

以下、参考資料

 

 

追記 お金をめぐる「考え方」 について

ところでお金のことは「経済学」を学べば分かる、理解できる と思いますか?

僕はたぶん無理だと思う。僕にはお金ってのが本当に分からない・・理解力が足らないのか、なんなのか分からないんだけど(笑)

お金に関してはさまざまな説があるようで「はっきりした起源」というのは本当に分からない・・

ただ、現代においては法を拠り所にして「お金」というものを定義しているのは間違いない。

つまり逆にいうと「法律を変えればお金の定義も変わる」わけで、これは誰も否定できない事実だろうと思います。

そういった文脈から言うと、NESARA に関するウワサというのは「突拍子もないデマ」というよりは、お金のあり方についての「ひとつの提案」であり、将来的にその考え方を取り入れた法案が成立すれば NESARA も現実になるわけでね。

連邦準備制度に関して言えば、それはある意味「詐欺的」とも言えるし、見方を変えれば「必要な制度」でもあった・・ともいえる。

以下参考資料

第2章 決済の道具 : 日本銀行 Bank of Japan

 

 

 

あ、あとですね・・カリンゴン とかいう怪獣 (笑) が経済について解説する動画サイトいいですねぇ! パッと見たところ MMT理論 を肯定する側だと思うのですが、まあ基本的な経済的知識についても、とっても分かりやすい言葉で説明しているところがグッドですw

それに各動画のコメントにも有益な情報がたくさんある。経済について興味があるなら是非チェックされることをおススメしますね。

カリンゴンの怪獣でもわかる経済のお話

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