Charlie Parker-Donna Lee  チャーリーパーカー ドナリー のテーマを覚えてギターで弾いてみました(笑)

スポンサーリンク

ジャズらしさとはいったいなんだ? なんで僕は Charlie Parker-Donna Lee  チャーリーパーカー ドナリー のテーマ なんかを弾くのか?

さて、世間では コロナワクチン接種やらオリンピックの話題などで「グダグダの印象」がありますが・・・

こういった陰謀論に関する話題はちょっと忘れまして、最近の僕は音楽にもっぱら集中しています。

というのも・・やっぱり楽しくないんですよ。コロナパンデミックやらそれらに関する話というのはね。心が鬱になるっていうか、脳がむしばまれるっていうか・・

というわけで、あまり外部とは接触を持たずにですね、日常の雑務をこなしつつ、プライベートな時間ではひたすら好きなことに没頭するという日々を送っています。

前置きはこれぐらいで、少し前に Charlie Parker-Donna Lee  チャーリーパーカー ドナリー に関する記事を挙げました。

 

上の記事をアップした時点ではまだこの曲、ドナリーのテーマは僕はギターで弾いたことがありませんでした。何度も聴いてはいましたけどねw なぜか強烈に弾いてみたいという欲望が湧かなかったんだけど。

まあ、世間ではギターで弾くには難しいと言われている? このドナリ―・・「弾けない」というか「弾いたこともない」というのもね・・なんかギタリストとして癪なので(笑)やっとテーマを覚えて一応弾ける状態にはしました。

まだね、速いテンポでは弾けないんだけど、このテーマはスピードを競うものではないと思っているので、ゆっくりと指使いやら、メロディの構成を考えながら毎日弾いています。

※ 一部、勘違いしたギタリストたちが、ドナリ―のテーマの速弾き大会などをやっているようですが、僕から見れば「大いなる勘違い」だと思っている。

速く綺麗に弾ければ「あいつはテクニックがある」という評価になるんだろうけど、音楽はそこじゃない(笑)

ここからが本題。

ジャズらしい歌い方はどこにある? ロックっぽさとは全然違う感覚とは?

さて、僕が実際にこのテーマを弾いてみて感じたことを書いてみますね。

まず、テーマの長さが32小節で、曲というよりかはアドリブソロのように聴こえる。

ギターでのフィンガリングはけっこう難しい。(と、僕には思える)いくつか運指パターンは考えられるけど・・できれば複数の違ったポジション、フィンガリングで弾けた方が良い。

似たような音型(リズム)で違うフレーズが連続する。これは「モチーフの展開」といいますか、まあ、使いまわしですね(笑)

フレーズの間の取り方と、音の飛び方が特徴的・・これがジャズらしさかなぁ? アルペジオ的音型とクロマティックな動き、半音のアプローチで次のコードにチェンジしていく感覚、あとビート(拍節)の感じ方とか。

というわけで、上手く文章では伝わりにくいけど、この楽曲のテーマを納得いくまで弾きこむことによって、それなりに「ジャズらしさ」というのを体感、会得することはできるのではないかと感じます。

本当はもっと時間をかけて他の楽曲、たくさんの演奏を聴き込んだり、コピー分析を積み重ねる必要はあると個人的には思いますが。時間をかけるというよりかは、必然的に「時間がかかってしまう」という表現が適切かもしれませんがね。

おそらくですが、ロックっぽいソロしか弾いたことがないギタリストには、この楽曲・・テーマは「相当弾きにくい」はずです。

余談ですが・・僕がまだ10代のガキのころ、ハワードロバーツというジャズギタリストの弾く曲を無謀にもコピー挑戦したことがあります。

曲名は忘れちゃったなぁ

 

 

まあ、当然ながらまともにコピーすらできなかったんですけれども(笑)

なんていうかな・・なにかのスケールで弾いているっていう感覚じゃなくって、延々と違うメロディーが続くという感じで、何を弾いているのかさっぱり理解できなかったという記憶があります。

まあ、今はですね、たぶん何を弾いているのかは理解できる。ジャズサウンドに耳も慣れているはずですし、音楽理論的側面からも何をやっているかはだいたい分かる。

とにかく音楽・・まあ、楽器演奏技術の習得は時間がかかるものなんですね。表面的なことを「なぞること」は簡単なんですけど、それを自分のものにするには時間がかかるのです。

僕にとってのジャズは「おとなのBGM」だった ジャズを聴き始めたのも勉強のため

じつは僕は今でもジャズは好きではありません。なんかね、バーなんかで綺麗なお姉ちゃんがピアノを弾き散らかしている(笑)ようなイメージしかなくって。

あとは「おっさんの音楽」というイメージか?(笑)かなりな偏見だとは思うけど、ほんとに自分から聴こうなどと思ったことは一度もなくってね。

そんな僕がジャズを聴きはじめた動機は・・もちろん勉強のためです。 え? なんの勉強かって? それはギターをもっと上手く弾きたいと思ったからですよ。

ところでロックミュージックにおけるギターって、いわゆるペンタトニックスケールから入ることが多いですよね? どういう理由かはよくわからないのだけれど、(これはおそらくロックのルーツみたいなのがブルースミュージックにあるので、そこから派生しているはず)じつはこれには深い理由があるのではないかと個人的には思っています。この話はまたべつのところで書きたいと思っていますが。

んで、今だから言えることだけど、初心者のころってペンタトニックスケールだけですべてを弾こうとすると限界がでてくるんですよね。まあ、僕だけのレアケースかも知れないけど。

とりあえず「うた」などのメロディ系は追えるけど(いわゆるコピー トレースのこと)、アドリブ みたいなのが全然合わない。。というか弾けなくて雰囲気もまったく出せない。。無理して弾いてもミストーンにしか聴こえなくて・・

表現が難しいんだが、もう完全に運指のやり方が致命的に コードの持つ響き、コードスケール と違っていて、なにを弾いても合わないっていうね(笑)

考え方によってはいろいろな展開ができるはずなんですが、当時の僕の音楽知識では応用発展することができなかったです。どうやって考えればいいのか、その考え方すらも分からないというね(笑)

なんていうか、「ああ、ロックっていうのはなんかマイナーペンタトニックを使って適当に弾くだけなの?」というバカな認識を持ってしまってね(笑)

「オレはもっと知的に弾きたい」

そう強く思うようになって、ジャズ系の音楽を意識的に聴くようになりました。ただ最初は聴いていても全然面白くなかったですねw 今もあんまり好きではないかも。ロック系アーティストの方が聴いていて楽しいです。

なんていうかジャズは「日常的に聴き流すような音楽」っていう感じしかしなくて、ほんとBGMにしか聴こえなかった。だから好きにはなれなかったです。

ちょっと話がうまくまとまらないんですが(笑) ジャズは小難しくて何やってるか分からないから嫌い・・でも音楽の勉強にはなりますよ っていう話なわけです。

というわけで、結論としてですね(笑)以下

僕の場合、Charlie Parker-Donna Lee  チャーリーパーカー ドナリー のテーマを弾いてみるというのはけっこう為になりました。「~ました」 なんてね、過去形で書いているけど、これはめちゃくちゃトレーニングになる。おそらく未来のギタリストにとっても。

※ これは実際に弾いてみないと分からない感覚ですね たぶん。

しかしながらギタリストなら必ず弾くべきテーマだとも思わないです。やっぱりギターをマスターしたい人にとっては「これが弾きたい」という強烈な願望が大事なわけでね、やりたくないことやっても身に付かないし、知識も当然、頭に入ってきません。

ヒトは自分の一番好きなことをやる時がもっとも集中できますし、なにより楽しいですからねw

 

 

タイトルとURLをコピーしました