イスラエルっていったい何なの? よく分からないイスラエルの歴史

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よく分かっていないユダヤ人とイスラエル

いきなりですが、「ユダヤ人」って聞くと何を連想しますかね?

金貸し? キリスト? それともナチス? 人によってバラバラだとは思いますけど、僕の場合はずばり聖書です。

人類創生からの彼らの歴史書といってもいい聖書。書いてある内容がウソかホントかなんてどうでもいいのですが(笑)とにかく彼らユダヤ人には古い歴史があるのは事実じゃないかと思います。

ユダヤ人の出自

ユダヤ人とは? いったいどんな民族なのか? これについてはいろいろ学説があります。

ユダヤ人 – Wikipedia

 

なんだかウィキを確認しても定義がいろいろあって分かりにくいですが、僕としてはエジプトを含む「広くメソポタミア地域にいた人」でいいと思う(笑)

んでもって、その昔には彼らの王国ってのがありまして、それが近隣の新興王国によって侵略され、彼らは捕囚となって連れていかれた。

ここに彼らの王国は滅亡し、民族はバラバラとなって捕囚となった地に同化していく・・・

と、なります。

バビロン捕囚のその後については、彼らユダヤ人は解放されるのですが、そのあとがよく分からないのですねw 詳しくは以下参照のこと。

 

古代イスラエル – Wikipedia

 

とにかくユダヤ民族に関しては、その出自も含めてよく分からない(笑)というのが率直な感想。

出エジプトが歴史的事実であったかどうかは分からないけれども、(これはバビロン捕囚のまえの話。あの海がパーッと開けて追手であるエジプト軍から砂漠に逃げたって話ね)

どういうわけかエジプトで奴隷民族として扱われていたらしい。これについては諸説あるみたいで、聖書が正しいのか、あるいはエジプトに残されている資料が正しいのかは現在でもはっきりとは分からないらしいです。

つまり聖書に書かれている史実と、考古学的調査による史実とが噛み合わないところがあるようで、これについては「聖書考古学」と言われる分野で現在も発掘調査が行われている模様です。

まあ、地理的には非常に近い位置にありますから、古代から交流といいますか、なんらかの接触があったことは確実だろうと思われるのですがね。

出エジプト

んで、ユダヤ教という独自の史観、教えを持った部族というか民族なる者たちが、エジプトを出て、安住の地として定めたのが現在のイスラエルのある地域なのですが、彼らはそこに住む異民族を蹴散らしてイスラエル王国というものをつくったわけです。イスラエル王国というものがかってパレスチナに存在し、それが分裂、消滅したのは確かでしょう。考古学的にもね。またバビロン捕囚も事実でした。

バビロンはその後ユダヤ人を解放します。彼らが帰還したイスラエルの地は、その後アレクサンダー大王によって征服されるのですが、ギリシャの自由政策のもと、ユダヤ人の自治と宗教は守られた模様です。

アレクサンダー大王治世のあとは、ローマ帝国の属州となって、長く支配されることになります。イエスキリスト出現もこのころですね。

このあとマホメットが出現して、イスラムとの戦いが起こります。十字軍とかあるのですが、結局のところ近代にまで至るまでイスラム教国の支配下となります。

なぜ現代になってイスラエル王国が蘇ったのか?

僕的には 「なぜ近年になってイスラエルが再興され国家を持ったのか?」

これがヒジョーに謎なわけでw 理由としては「ユダヤ教」の存在が大きいと感じています。

 

 

彼らは国を持てなかったが、民族の歴史を記した旧約聖書を拠り所として存在し続けた。

これが長い期間、国家を持てなくても民族が消えることなく存続した理由だと思われます。

んで、これと並行して考えなければならないこと・・・それは「反ユダヤ主義」というものです。これがどういったモノであるかは下記を参考に。とても膨大な資料なので(笑)理解するのは大変ですねw

 

 

なんでユダヤ人は迫害され、嫌われるのか? これを理解するのは大変なんですけど、とにかくユダヤ教を信じるユダヤ民族は古代から「主張の違う者」とは上手く関係が築けなかったw

これは彼らの信ずる教義にあるのかも知れません。とにかく彼らユダヤ人の歴史というのは古代から戦いの歴史でもありました。

というわけで、王国を失った彼らは生き残るために勉強をしますw んで、「人の嫌がる仕事」もします。

なんで「人がやりたがらない、嫌がる仕事」をするかって?

それは「嫌われ者」であるがゆえに、離散した地において他の職業につけなかったからだと言われていますね。そういうわけで「人から蔑まれる職業」「その地での宗教の教義上、アウトとされる職業」でしか生きる術がなかったらしい。

とりわけ金融の分野・・・すなわち「金を貸して利息を取る」という行為が主だった模様。イスラム社会でもキリスト教社会でも「高利貸し」は禁止されていたので、彼らユダヤ人は生業として金融分野に特化していくわけです。

これが「世界の金融を支配しているのはユダヤ人」といわれる所以です。

 

それを裏付ける資料は?

 

ありません(笑) というかよく知らない。資料としては以下。

 

 

ざっくりとしたイメージでしか語れませんが、ユダヤ人は古代から金貸しをしていたわけではなくて、わりかし最近・・・中世ヨーロッパで始めたらしい。

 

 

この高利貸しという生業によって、ユダヤ人たちは世界を動かす力を得ていったというわけです。同時によく勉強もしていましたから、それが「ユダヤ人は優秀だ」という評価にもつながるわけで。

そんなこんなで近代になると、各地で経済的に成り上がっていった人物の中にはユダヤ人(ユダヤ教を信ずる人々)が多くいるという情勢になっていた。

そんななか「ある運動」が台頭してきます。それが「シオニズム」です。

 

シオニズム – Wikipedia

 

正直言って、このシオニズム、よく分かんないですw まあ、イスラエルとかユダヤってのはわからないことだらけですね。

これも聖書の預言ってヤツでしょうかね? とにかく現実的な国家としてのユダヤ王国を再興しようという運動です。

ここでまたイギリスが暗躍するんですねw イギリスが。。

つづく

現代のイスラエル建国につながる流れ

さて、ここからは現在のイスラエルがどのようにして建国されたか?

詳しくは以下参照。(笑) 僕は詳しく語れるほどしらないからw

 

このへんの話・・・ほんとややこしいですね。資料をもうひとつ。

 

ざっくり読んでみて感じたこと。それは、イスラエル建国に関して関係した各国が、それぞれ自国の問題を抱えており、それとリンクさせる形でこの問題に対処したということ。

詳しくは関係資料を読み込んで理解するしかありませんが、イギリスにはイギリスの、アメリカにはアメリカの、またアラブにはアラブの事情があった。

もちろんユダヤ人にも。

そういうわけで目まぐるしく情勢が変化する中でいろいろな外交的約束がされるわけです。もっともこれは彼らユダヤ人が経済的に裕福であり、しかも有能な学者なども多数いたことが背景にはあると思うのですが。

結果的にアメリカがユダヤ人をサポートする立場となり、イスラエルの国家承認をいち早く認める形となりました。

まとめ

かなり飛ばした解説というか史観ですが(笑)正直言って調べるのが苦痛に感じるくらい複雑な歴史ですw

すごく単純にいって、彼らユダヤ人の歴史って「征服」なんですよ。まず「約束の地」とかいって先住者がいる土地を奪って王国をつくる。

んでもって現在のイラクやイランに住んでいた人々(バビロン)によってバラバラにされ、世界各地に散らばるようになる。

それがまた経済力を付け、再び王国を現代に蘇らせた・・・イスラエルってのはそういうメソポタミアの興亡の歴史の現代版って感じがします。

 

あ、余談ですが・・・「ハザール」なんて調べ出したらワケ分からなくなりますよ。ほかにアーリア人とかねw

 


 

以上、ほんとにざっくりとではありますが僕なりにイスラエル、ユダヤ民族について書いてみました。

正直言って、中東といいますかメソポタミアの歴史って本当に分かりづらいですw 神話といっていい時代から続く人類の歩みですからね・・・分からなくて当然だとも思います。考古学的資料とか文献なども消失しているし、まだ未発見の資料などもおそらく多くあるに違いありません。

ましてや歴史なんてものは、「語る人」や、その「視点」「表現の仕方」によって聞く人の受け取り方、印象もすっごく変わりますからねぇ (笑) ほんと難しいw

 

ただ一つだけ言えること・・・それはユダヤ人を名乗る人たちが「影響力」がない人達だったら今のイスラエルは存在していないということ。

 

つまり、あらゆる階層、ジャンルにおいて秀でた存在、民族になることによって彼らユダヤを名乗る人たちは再び国家を手に入れることができた。

それは世界規模における経済的な支配と、学問・・いわゆる科学の分野において世界をリードする存在となったことが大きい。

でなければ、いくら歴史あるユダヤ民族といえども現代において「影響力」を行使することはできなかったと思います。

これは今では「陰謀論」として広く世界に認知されていることでありますが、現実世界をみるとまんざらウソではないような気もしてきます。

はたして本当に「陰謀論」 なるものは存在しているのでしょうか? 世界は謎だらけですね。

 

またしょうもない〆言葉で終わらせやがって (苦笑)

 

 

 

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