ギターを弾く前にはまず手を温めよう 冬場は演奏前にお湯に手を浸けて血行を良くするのだ
まあ、どうでもいい話といえばそれまでのことなんですが・・・あなたはどんな部屋の環境でギターを弾いていますか?
ここでいう「環境」というのは、おもに室温のことなんですけれども、冬場は放っておくと自然と室温は下がりますよね?
んで、寒いとじっとしてられないんで暖房を入れると思うんですが、暖房っていっても色々あるわけで。
まずエアコン、それからファンヒーターなどのストーブって方もいる。あ、それに暖房はコタツだけって方もいるでしょうね。
ところで「頭寒足熱」 って四字熟語があるんですが、読みは「ずかんそくねつ」ですね。これって、足元だけ温めれれば「頭すっきりで、なおかつ健康に良い」という意味なんですけど、正直いって足元だけ温めても、やっぱり室温が低いと寒く感じます。
たとえば コタツ だけで暖を取って、手をむき出しのまま何か作業をしていると、だんだん手が冷たくなってきて、しまいにはあまりの冷たさに手がしびれてくるのですね。(笑)
というわけで理想を言うと、足元だけは非常に暖かくて、室温の方はほどほどに暖かくなっている状態がベストなわけです。
とは言っても、暖房費もバカにならないので、できるだけ節約はしたい。というわけで、冬場の自室におけるギター弾きはどうすればいいか?
解決法は「お湯に手をしばらく浸ける」
もうすでに解決法は書いていますけど(笑)単純にお湯に手を浸けて温めるだけです。これでしばらくは快適にギターが弾けます。
んー、それやると手がふやけちゃって逆に弾きにくくなるんじゃねーの?
ええ、それは僕も考えましたけど、実際にやってみるとそんな弾きにくくなることはない。この方法は、かの超絶テクニシャンギタリストである アランホールズワース もおっしゃっていた方法です。(僕の記憶違いでなければ)
まあ、お湯につけて温めなくても 左手(フィンガーボードの方の指)っていうのは、ウォーミングアップでしばらく動かしているとけっこう温まってくるんですよ。
問題はピッキングの方の手。
これはフィンガースタイルで弦をはじくやり方においては、まだ指に動きがあって少しずつ手が温まってくるのでよいのですが、ピックを使ったピッキングスタイルですと、指先がかじかんできて、知らぬ間にピックを落としてしまうことがあるんですね。あまりの冷たさで神経がマヒしてくるのです。
こうなるといったん手を温めないとギターを弾くのが苦痛となってくるんです。冬場はいったいギター弾きたちはどうしてるんでしょうかね?
ストーブの真ん前とかで弾いてるんじゃね?
ああーそれ、気持ちは分かるんだけど(笑)、僕的にはギター本体に熱風やら輻射熱が直接当たるのがイヤなので絶対にやらないです。良い影響はないはず。というより逆に悪影響があるんじゃないかと感じます。
というわけで、なんだかんだで寒い冬場におけるギター弾きのお話でした(笑)