生活を支えるために仕事をしなくてもよいという状況になったら何をやりたいですか?
この記事では「お金」「生きがい」「働く意味」などについて書いています。まあ、僕の独り言みたいなもんですので、たいしたことは書いていません (笑) よかったら読んでって感じ。
さて、経済的コロナ対策として給付された10万円、もうもらいましたか? 僕はすでにもらっちゃって口座に寝かしてありますw
お金ってのはいくら持ってても邪魔にはなりませんし、それで人を助けることもできますからね。ホントにありがたいもんです。
僕がこのブログでお金についていろいろ記事を書くのには理由があります。それは「世の中の仕組み」について強烈な興味があるから。
世の中の仕組み=お金 といってもいい(と僕は思っている)
つまり経済ですね、マクロからミクロまで・・・世界経済から、あなたがチマチマと毎日コンビニで使うお金などなど、すべてはお金がぐるぐる回って成り立っている。
ここで「お金がすべてじゃない」と言ってる人、お金じゃ解決できない問題って何がありますかね? 健康? 愛? 時間? 命? んー・・何かあるかな?
ちょっと考えてみたけど、ほとんどのことはお金で解決できそうな気がするのだけれど・・どうなんだろ?
日本におけるコロナ騒動を見ていると、命に直接かかわるような健康上の問題よりも、経済活動の縮小による被害の方がめっちゃ大きいと感じるのですがどうでしょう?
ほとんどの方は 「仕事がねーよ」「こんなんじゃ生活が維持できん」「政府は自分らだけ金もらって国民は見捨てるのかー」とかね。つまりは生活が苦しくなってるわけで。そういった不満を政権担当者にぶつける。いわゆる政治家叩きってやつですかね?
「コロナのやつ、オレの生きがい(=仕事)を奪いやがって!」って、憤る人いますかね? お金じゃなくって「生きがい」ですよ? (笑)
まあ、「オレの楽しみを奪いやがって・・」ってのはあるかもしれないけれども。たとえばライブハウスへの出演とか。あ、あとカラオケなんかも。
というわけで、おそらくすべての人は生活のために働いている。
勤労の義務や納税の義務があるから仕事をしてるんじゃなくて、お金がどうしても生活に必要だから「嫌々」もしくは「嬉々として」働いているわけだ。
それをコロナウイルスがぶっこわして、事の本質・・・つまり経済活動の意味や人々の本音というのをむき出しにしたともいえる。
ここでは些細な例外は省いて書いています。世の中ではいちいち細かい例外を挙げて、「いや、そうじゃない人だっている」とか反論してくるヤツがいます。そんなことぐらい百も承知の上で書いているんですけどねw
そもそも僕らはなんで働かなくては生きていけないのか? どうしてお金が必要だと思っているのか?
僕らがこの社会システムを正常だと思ってる理由はなんだろう? この社会システムは本当に正常なんだろうか? 疑ったことはないですか?
ある程度、成長してからは今度はマスコミなどの報道や、あるいは影響力のある人たちの発言によって「社会のあるべき姿」ってのを刷り込まされる。言い換えれば「洗脳」です。
そして、それに疑問を感じ、「常識」とされるものの外側に足を踏み出した者は「社会不適合者」の烙印を押され、社会の底辺、いわゆるダークサイドを歩かざるを得なくなる。
みんな生まれた社会階層やら教育環境も違うけれども、だいたい似たような教育を施されるわけでね。細かい差異はあるのですが・・日本においては文科省の方針に従って教育を受けてきたといっていい。親世代も含めて。
したがって、成人すればみんな働くようになり、給料をもらって自立することが当たり前となり、やがて結婚して子供ができ、そして親世代となり、このサイクルが永遠に続く。
勉強して、偉くなって、人の上に立つことが立派なこととされ、上級国民となることを目指してがんばるわけです (笑) なんで僕がここで笑うかって? それは僕自身がレールをはずれたアウトサイダーだからですよ。
僕には学歴なんかなにもない。冗談抜きでなにもないんです。もちろん、そういう生き方をみずから望んだわけですが。10代中頃にはすでにドロップアウトしてました。「世の中は何かおかしい」っていう思いが強烈にあったんですね。「これが正常?」「うそだろ?」なんて毎日考えていました。
んでもってロックミュージックにハマり、ギターばっかり弾くようになるわけだ (笑)
親の生きざまはダイレクトに子供に影響する
僕のオヤジには他人に自慢できるような学歴はありませんでした。生前に本人から聞いた話では、小さいころから家計を助けるために働かされていて、根っからの労働者だったと言えるでしょう。母親も似たような感じです。これはなにも本人たちがそういう生き方を望んだわけではなくて、生まれた境遇がたまたま貧乏だったからです。
そういう環境でオヤジは育てられたもんだから、まったく自分の子供に対しても教育熱心ではなく、子供も自分と同じく「大きくなったら家を助けるために働くもんだ」という考えしかなかった。つまり、お金というものは「労働の対価」としてしか稼ぐことができない・・それが当然という考えです。・・これって今でいう貧困の連鎖ですねw
「お金が欲しかったら働け」と (笑) んでもって節約してせっせと貯金しろとw まあ、そういう地道な考えの人だったから、やがて土地を買い、そして家を新築できたのですがね。そのおかげで今の僕があるといっていいんだけど。
両親をバカにする気はまったくありませんが、ツマラナイ考え方だとは思います。果たしてオヤジはどういう思いで死んでいったのか・・さっぱり分からないけれども、自分の人生に満足なんかしていなかったと思いたい。
まあ個人的な昔話は置いておいて (笑) ほぼすべての人は特別な事情がない限りは両親に育てられるから、その呪縛とでも表現すべきか「親の考え方」っていうのは、あなたの潜在意識に強烈に刻み込まれている。
これは「お金の稼ぎ方」でもそう。貯蓄だけがお金を作る唯一の方法だと考える親であれば、子供も似たような考えを持つであろうし、あるいは節約主義もそうである。
質素倹約を信条とし、まじめに勤めることを美徳とする親ならば、そういう生活態度を子供にも教えるはず。(子供が素直にそれを受け入れるかどうかは分からないけれども)
投資ファンドで有名な 村上っておっさんの場合は、子供のころに大金を渡され、投資を教えられた。これもお金に対する教育方針の違いの有名な例ですね。
ほぼすべての親たちは子供の将来のためにと莫大な教育資金を捻出してます。これは「自分もそうやって育てられた」という思いがあるからでしょう。あるいは「なんとか貧困の連鎖から抜け出したい」という強い想いがあって、それを子供にも伝えたいという強い思いから経済的に無理をしているのかもしれません。
ちょっと話が逸れましたが、「世の中の仕組みの見え方」ってのは、ほぼ両親からの影響や学校教育によって固定されると言っていい。
両親からどんなことを言い聞かされてきたか? あなたの信頼できる人にずーっと「ほらね、そうだろ?」「世の中はこうなってるんだよ」と言われ続ければ信じるしかないですよね。
まあ成長して自分で世の中を観察して「なんか違う」と感じる時もあるだろうけど、自分の属する社会階層ってのは強烈な自己改革と、目標実現のための行動継続がないとほぼ変わることはナイ。
なので、あなたが何もしなければ自分が所属する階層以外の人たちのことは何一つ知ることもできず、また彼らと交わることもできない。大げさに聞こえるかもしれませんが本当のことだと思います。思ってる以上に社会的階層ってのは分断されてます。
みんな自分の境遇のことを「普通だ」「中流かな?」と思ってるかも知れないけど。
お金の奴隷なんかになりたくない
さて、これまで「なぜ僕らは働くのか?」ってことについて書いてきました。単純に言ってしまえば・・
お金を稼ぐことがすなわち生きることであり、それが人生である
と言っていいでしょう。言い方を変えれば、そういう風に洗脳されてきたと言える。 えっ? 「違うだろ」 って? じゃあ、逆にあなたに聞きたい。 生きることって何ですか?
本当は「そうであるべき」なんです。僕はそう思う。自分がワクワクすることをする。好きなことをして生きていきたい。お金の心配をすることなく毎日を好奇心にあふれて過ごしたい。
どんよりと疲れた体に鞭打って、毎朝、やりたくもない仕事のために早起きしたりすることなく、好きな時に目覚め、気の向くまま関心事を調べ、観たいものを観る。そして聴きたいものを聴く。
会いたくもない人と顔を合わせることなく、また嫌いな人と無理して話すこともなく、好きなものに囲まれて、好きなことをやっていたい。
そんなもん、無理にきまってるだろ?
世の中ってのはな、甘くねーんだよ
寝ぼけたことぬかすなっつーの。
世の中には嫌なことだってたくさんあるんだよ。
それを押し殺してみんな生きてるんだよ?
自分の好きなことばっかやって生きていけるとでも?
どんだけお花畑なんだよ?
↑ のような人のことを ドリームキラー と言うんですよ。自分とはなんの関係もないのに、責任も取らないで「あーだこーだ」と上から目線で言うだけのヤツ。
「あんたの人生とはなんの関係もないんだから黙っとけ!」って言いたいですね。
あなたはずーっと奴隷のままでいたいですか? んなワケないよね? (笑)