clew

気になるモノ 気になる人 気になる言葉

*

ジャズギターの音が嫌い!! 「いや、そんなことはないよ」という話。

   

ジャズギターのサウンドってボヤっとしてる? 僕も最初はジムホールのギターサウンドは嫌いだった。

もうはるか昔の話ですが、そう、ギターに夢中になりだしたガキの頃の話。

派手なロックギターにあこがれるギター少年は次第にジャズに興味を持ち始めます。というのもロックってちょっとバカっぽいところあるじゃないですか?

ペンタトニックでちょいとチョークしたり、手癖フレーズでガチャガチャやって終わりみたいな。かなり偏見過ぎる見方ですけど、あんまりインテリじゃないところがあるのよ。

というわけで、ガキの頃って背伸びしていろんなミュージシャンを聴くようになります。誰誰がスゲーとか人に聞いたり、雑誌で見たりしてそのギタリストを聴いたりするわけ。

ジムホールもそのうちの一人なんですが、当時の僕にはまったく理解できませんでした。

まず何がイヤかっていうと、その音ね。ぼやっとしたサウンド。もこっとしてて、クリアじゃない。音楽性以前の問題で、ギターサウンドそのものにまず魅力がない。

それに知識というか音楽の蓄積もないもんだから、何をやっているのかがまず理解できない。

これらは当時のガキんちょ時代の感覚ですからね、今現在の印象ではないです。今ね、あらためて聴くとやっぱり良い。みんな彼を神のように言うのは理解できます。

ギターサウンドもいいですよね。ああいう音なんだと。なにより音楽の中身を聴けるような耳に自分がなっている。表面的なキラキラしたサウンドに惹かれるというよりも、音楽のより本質的な部分を聴けるようになっていると感じます。

別に難しいことやってるから良いとか、そういう単純な話じゃないです。やっぱり音楽的におもしろいし、それに美しさもある。協和音鳴らせば美しいとか、そういうわけじゃなくて、協和してなくても美しさってあるのよね。

というわけで、何度も聴いてるヤツを紹介しておきます。けっこう有名なんじゃないかなぁ? ドラムなしで、ベースとギターだけ。どこかで聴いたことあるかも。

 

 - ギタリスト