シュリーマン少年が目を輝かせた父親のはなし。
僕が子供の頃、たしか小学生だったと記憶していますが、社会科の授業でシュリーマンについて習った記憶があります。
学校の図書館にシュリーマンの伝記も置いてあって、それを借りてきて読んだ覚えもあります。
僕のシュリーマンに対する理解とウィキぺディアにある説明とは必ずしも一致していませんが、歳をとってからギリシャ神話にでてくるトロイアの遺跡を発掘したのはまちがいありません。
なぜシュリーマンは歳をとってから遺跡発掘などという事業を始めたのでしょうか?
それは、子供時代に父親に聞かせてもらったギリシャ神話物語にあります。
シュリーマン少年は父親の話を聞きながら 「すげー!!」と感動したに違いありません。幼い心に感動したんですね。
「大きくなったら絶対に探してやる」と心に誓ったのかもしれません。
子供時代にワクワクしたことを思い出してみる。
僕にとってシュリーマンの評価や功罪・・後世の評価はたいして重要なことじゃないんです。
彼が大きくなったのち、子供のような純粋な探究心、好奇心を失わなかったことが重要なんです。
この話がたとえ創作だったとしても。
大人になると家族を持ち、そのためにいろいろなことに関心を持たざるを得なくなります。経済的自立もそうですし、社会的責任も持たなくてはならなくなります。
義務感に押しつぶされそうにもなるでしょう。
そんな時こそ思い出してみて欲しいのです。
子供のときは何にワクワクしたのかを。
興奮して眠れなくなったことはありませんでしたか?
それこそが元気、活力の源だと思うんですよね。
「だるいなぁ・・」といって朝起きるんじゃなくて、「よーし!」といって飛び起きる元気。
そういう毎日を送りたいなぁ。
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