6本の弦と4本の指で変則チューニングを使わずに、できるだけ原曲のサウンドを損なわずにオーケストレーションしてみる。
僕はピアノが弾けません。というか やらない。ちょこっと触ったりするけれど、まともに練習したこともないし、その気もないです。だけど聴くのは好きです。ギターももちろん聴くけれど、それ以上にピアノ聴いてるかもしれないです。
下の動画、結構気に入って繰り返し聴いているヤツです。ピアニストは良く知らない人。一応調べてみたんですけど他人の評価など気にしても仕方がない。
Bach Air on the G String Piano (arr. Siloti) Valentina Lisitsa
この G線上のアリア もうめちゃめちゃ有名ですし、あえて自分で一からギターでのオーケストレーションなんて考えなくても、いくらでも譜面とかTABとかありますからね。それにいろんなプレイヤーがギターで演奏している動画もある。
まあコピーしちゃえばいいわけなんだけど、僕はそれは嫌。単純に面白くないから。
聴いて覚えたサウンドを脳内で再現して、それをギターでも再現できるか?
他人がアレンジしたギターでの曲のサウンドっていうのは、よく聴くとやっぱり自分が感じているサウンドと違うことがよくあります。
一応、曲としてはちゃんと聴けるようにはなっているんだけどなんか違う。まあ楽器の制約もあるから不可能なこともあるのだけれども、そういう他人がやったことの丸覚えっていうのは自分のためにはならない。
何度も聴いてサウンドを味わって、それを自分のギターで再現してみる。あれこれ運指を考えてできるだけイメージを近づけるようにします。コードネームなんて覚えたって無駄というか、音の重ね方、ベースとなる音の取り方や、内声の付け方でまったく違う印象になったりしますから。
そうやって自分の耳を信じて全体のサウンド感、コード感覚、メロディ感覚を磨いていった方がいい。
ギターって慣れないことやろうとすると、指が言うこと聞かなくて結構つらいんですが、それを乗り越えていく楽しさがある。知らないうちに無意識にできるようになるから。
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