アンディ・ティモンズ のフィンガーコントロールはエレキギターのお手本みたいだ!!
これまで聴いたことがなかったギタリスト Andy Timmons アンディ・ティモンズ と発音するらしいですw
今回は彼に対する記事となります。詳しい経歴はウィキをどうぞ
たまたまYOUTUBEのおすすめに載っていたので聴いてみたのですが、素晴らしいギタリストですね!
やっぱり聴かず嫌いはダメですねw とりあえずは聴いてみないことには始まらない。
アンディ・ティモンズ の何が素晴らしいのか?
まずは動画で彼の演奏を確認してみて欲しい。
動画を観れば分かることですが、とにかくすべてのコントロールがものすごく良くできてる。つまりビブラートの掛け方であるとか、ピッキングのダイナミクス、レガート、などなど。それらがすべて意図的に、意識的に行われている。
注意して観れば、ものすごく細かい調整が行われていて、まったくビブラートをかけない箇所、少し掛けてる箇所、思いっきり掛けてる箇所など違いがはっきり分かると思います。
またピッキングについても、きちんと弾くフレーズ、あるいはレガート気味に左手だけで、つまりスライドとかを使って柔らかいフレーズを弾く箇所など変化させていることがよく分かると思います。
こういったテクニックを意識的に分けて使うことは意外に難しくて、つい、いつものように弾いてしまうことが多いのですよ。
たとえば手癖で、ダラダラとスケールを弾いちゃったりして、しかもビブラートの掛け方もいつもと同じで、まったく変化が感じられないというね(笑)
非常にテクニシャンでありながら なぜソウルフルなギターに聴こえるのか?
世界には日本も含めて「凄腕ギタリスト」 というのはすごく多いです。みなそれぞれにクセがあって個性的なのですが、ソウルを感じさせてくれるギタリストというのは個人的な意見だけどわりと少ないと感じます。

あのさ、ソウルフルなギターっていうけどさ・・
あれって、みんな顔で弾いてるんじゃないの?(笑)
ああ、それ分かるけど(笑) 顔というか表情だけ見て、リスナーは音楽を感じてるわけではないよ(笑)
やっぱりフレーズの表情、つまりギターサウンド全体から感じて、それからライブでのアクションというか表情も視覚的訴求としてあるんじゃないかと思いますw
まずはやっぱりサウンドの印象というか、フレーズの表情だと思いますね。
そういった意味で、ただ単に速く弾くとか、タッピングの連続技なんかでは心は動かないんだと思います。
んで、どうして上手いんだけど、あまりテクニックを感じさせないギターなのか?
これはやっぱりフレーズの組み立てが巧みだからとしか言いようがありません。(笑) 「どう巧みなのか?」 といった技術的な話にはなるのですが、説明がちょっと難しいです。
極端な意見ですが、ジャズはやたらと音数を多くして、難しく聴かせる音楽です。これに対してロックやポップスというのは単純ではあるけれども、「人間の叫び」 に似た音型といいますかサウンドアプローチがエモーショナルなので、あまりテクニカルには聴こえないのではないかと思います。
アンディ・ティモンズ は、ジャズやフュージョンもやってきたらしいので、当然、楽理などは勉強していますし、ジャズスタイルで演奏することも簡単にやってしまうと思われます。
しかし、実際の演奏を観ると、どうもそういったガチガチのテクニックを追求した演奏は嫌いみたいで、もっと感情的な、いうなればエモーショナルな演奏が好きなんだなと感じさせてくれます。
良いギタリストですねぇ。
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