瞑想に音楽を使うというアイデアについて
ユーチューブなどのメディアにおいて、ある ジャンル が存在しています。それは リラクゼーションミュージック というのか、あるいは 瞑想用、もしくは 引き寄せ法則発動のための音楽と言うべきか(笑)
とにかく 「あらゆる願望成就のための音楽」という位置づけでの 創作音源 が公開されています。
ある意味、宗教的な感じのする音源たちなのですが、僕自身は「純粋な音楽的興味」から時々聴くことがあります。
おっさん、また変な新興宗教にはまってんじゃねーだろうな?(笑)
時々、堕天使とかトンデモ話するからなw
はい、その傾向が自分にあることはよく承知しています(笑) ただ音楽に関しては「情緒優先で聴く」 ということはほとんどありません。どちらかというと「分析重視」 で聴く派です。
ユーチューブなどで公開されてる「特殊な効果があると思わせる音源」は、ほとんどが特定の周波数(つまり基音)をもとに製作されていて、構成的には起伏の少ない非常にゆったりしたパターンが繰り返される構成となっています。
したがってほとんどの瞑想用(メディテーション)ミュージックというのは音楽的にみればすごく退屈でしょうがない。たとえばですけど、以下の音楽はフィリジアンモードとドリアンモードが交互に繰り返されるだけで、音楽的にはまったく面白くもなんともない。(作者には悪いけど)
松果体とか、いかにもそれっぽいネーミングですが、聴いていてもまったく心が動かないw 俗に松果体というのは「第三の目」と呼ばれていて、眉間の真後ろにあります。
松果体自体は誰の額にも実在する器官。これが、このサウンドを聴くことによって活性化されるらしい(笑)
しかし・・・「要 覚悟 閲覧注意」 とか、よく書けますねぇ・・この方、どこまで本気なのでしょうか(笑)僕もかなりのオカルト好きでありまして、密教でいうところのチャクラとか、いわゆる行者などの修行によって超人的なパワーを得るとか、そういった系の話は大好物なのでありますが、科学的に見てどうなんだ? ってとこもあるので、あまりに盲目的、狂信的なオカルトマニアとは一線を引きたいですね。
その他、無数にこれ系の音源はありますが、そのどれもが退屈で退屈でしょうがないものばかりです。
ほとんどのリラクゼーションミュージックには科学的裏付けはない
これは僕の独断ですけれども、いわゆる「引き寄せ」であるとか、「脳機能を活性化」する作用のある音楽というのは デタラメ です。
こんなモノを聴いているだけでは現実が変化するなどということはあり得ない。その音楽が発生させている周波数自体に、現実を変えるパワーがあるなどというのは「狂人のたわごと」です。
ただし、ここからが本題なのですが・・・
上に述べたことは実際に起こり得ます。したがって、結果から見れば、「その音楽には現実を変える力がある」 ということになります。
僕自身は、これらのパワーというのは 「強烈な思い込み、プラシーボ効果」 の賜物ではないかと思うのです。
強烈な自己暗示 思い込みは現実となって現れる
というわけで、簡単にまとめです。
偽薬でも効果があると信じれば「期待した効果」は確実に現れる
つまり、モーツァルトであれバッハであれ、あるいは妙な環境音楽(笑)でも、自身にとって有益であると信じれば、その通りの効果が現れる・・・ということ。
なので、全部否定はしない。要は「音楽の使い方」であり、聴き方であるので、その価値も個人によってまったく変わってくるというお話でした。