ギターソロの考え方とその作り方について クラッシックロックのギターソロ分析

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ロックギターの歴史を辿ってみよう ギターにおけるロックフィーリングの分析

今回は 「ギターソロ」 のお話。やっぱり guitarist にとって ソロ というのは 華であり、憧れの対象だと思うんです。

 

いや、最近じゃそうでもないよ。

やっぱりヴォーカルが華なんじゃないか?

ギターをピロピロ弾いたって、感動するヤツ(オーディエンス)は少ないと思うな。

 

確かに、ギターがメインのアーティストというのは音楽シーンにおいて、「ものすごくパイが小さい世界」だとは思います。

しかしながら、ロックフィーリングをもっとも感じさせてくれる楽器は、エレキなんです。だれが何と言おうと、これは間違いない。

キーボードやサックス、それにベースやドラムがメインになることは絶対にない。シャウトするヴォーカルとギターサウンドが華なんです!!

というわけで、ギターマニアのために、「これは為になる」という動画を紹介したい。それが以下です。

3 Classic Guitar Solos Ep. 2

動画の解説

動画内の紹介順序で説明しますと以下になります。

1曲目:

超有名曲、レッドツエッペリンの天国への階段ですw

Led Zeppelin – Stairway To Heaven ᴴᴰ (Legendado/Tradução PTBR)

 

これの何が良いか? 動画では、Aマイナーペンタトニックスケールにはない Fの音 について言及してますね。実はAマイナーコードとFコードというのは、構成音が似ていまして、いわゆる代理コードの関係になります。

フレーズは全体的には 「Aマイナーペンタトニック主体のフレーズ構成」 となっていますが、コードチェンジの際に、しっかりと移動先のコードトーンに落ち着くように設計されてるように聴こえます。

この点について RICK(この動画でしゃべっているおっさん) はグレートと言ってるんですね。今聴いてもグッとくるフィーリングを持ったソロです。

2曲目:

Gino Vannelli – Brother To Brother (1978)

これ知ってる人、あんまりいないかもしれません。まあ聴いてみてください。1978年の発表作品ですけど、僕は好きです。古臭い感じがしません。

まず曲がすごく良い。そして複雑な構成と進行だけど自然な流れも感じられる。

コードの流れを分析すると、ものすごく難しい曲なんですが、ここでギターソロを弾いてる カルロスリオス という人、スゴイと感じます。テクニシャンで有名なんですけどね。

こういったコードの流れで、自然なソロをとるのはものすごく難しいと思いますね。分析者であるRICK も「とても難しい」と言ってますw

ラリーカールトンもこんな感じでギターソロを弾きますね。メタルギターと違った意味でテクニシャンだと思います。

3曲目:

ACDC の何だっけな? とても有名なリフの曲ですね。

ソロとしては、とってもシンプル。だけどポイントは押さえてるって感じでしょうか? 解放弦を上手く使ったライン、それからリズムモティーフというんでしょうか、同じリズムパターンでメロディラインだけ変えるとかね、そういった古典的ソロの作り方が良い。

このシリーズ、けっこうためになると思いますのでチェックしたらいいんじゃないかと思いますね。英語版しかないけど、そんなに難しいことしゃべってない(と思うw)

おまけ ギターソロは過去の遺物なのか?

現代では楽器の習得に時間をかけなくても「お手軽」に音楽を創ることができます。デジタル技術や、人工知能を使って作曲をすることが簡単にできるようになってきました。

 

 

これはつまり、ギターを瞬間的に操って「即興演奏」をする機会を奪っているとも言えます。

 

もはやギターソロなんかいらねーってわけだよな。

ギターソロのための「技術の習得」に、膨大な時間を費やす必要はないってわけだ。

 

これが、いわゆる 伝統芸能(笑)の消滅危機というわけですw でも個人的には「ああいった人間臭くない音楽」って魅力がないし、聴きたくない。

サンプリングされたサウンドで音楽を創られても、それに魅力があるかと言われれば、「ない」 と言うしかない。

なんかツマラナイですね。。

 

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