Led Zeppelin のサウンドがいまだに僕を惹きつけるワケ 

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おっさんもそんな古いロック聴いてないで新しいやつ聴いたら?

いや、ツエッペリンは今聴いても、何度聴いても、飽きないけどな。 おっさんには現代ロック聴いてもほとんど感動したことってないのよね。

あんまり知らないだけじゃないの?

そうかも知れんね。アンタが「これいい!!」って思うバンドあったら紹介してくれよ?

ふーん。

ところでなんでレッドツエッペリンがいいの?

いったいどこがそんなに良いんだよ?

 

レッドツエッペリンは何が良いのか?その音楽性は言葉では表現がしにくい

それがね、言葉で説明しようにも難しいんだな。

よく言われるのは、リフがかっこいい、作曲能力の高さ、アレンジの妙、とかそんなところか。

ギターソロに関しては賛否いろいろある。はっきりいって下手だとか、そんなことねーよとか。

おっさんが思うには、やっぱり作曲能力の高さ、ギターアレンジ、ってところか。メロディライティングというか楽曲の構成なんかが独創的ですばらしいと思う。

 

 

上の動画は

Led Zeppelin – Ten Years Gone (How to Play Guitar Lesson) というコピーの動画です。

かなり変わったことやってるのが分かりますね。おそらくジミーペイジも同じ弾き方してるんじゃないかと。

んで、ペイジがこれを簡単に思いついてやったのかというと、じつはそんなことはなくて、何度もサウンドチェックしながら弾き直している動画があります。

 

自分の頭にあるサウンドイメージに近づけるために、何度もやり直しているんですね。

理論的にどうのこうのじゃなくって、「コレジャナイ、コレでもない、これかな?」 みたいな感じで弾くわけです。

ギタープレイヤーならこういった感覚はとても身近に感じられるんじゃないかな?

んで、結果としてああいったサウンドが出来上がったというわけ。この繰り返しているフレーズ、僕にとってはとても音程が取りにくくて、途中で「あれ?なんか音ずれてねえ?」 みたいな感じになるんだけどw

ハモリがとても難しいと感じる個所ではありますね。

さて、この音源からも推察できるように、ちょっとしたフレーズについても、かなり時間をかけて吟味して作曲を行っていたことが伺えます。

もう一曲、素晴らしいと思うソングを。

 

The Rain Song (2012 Remaster)

 

この The Rain Song ストリングスとかピアノがあとから入れてありますけど、作曲の時点ではおそらく頭になくて、後から付け足した感があります。

実際のところどうだったかは知りませんが、おそらくギター一本だけで楽想を膨らませていったのは間違いないと思います。

なぜかというと、彼、ジミーペイジはアコースティックギターのサウンド、響きのニュアンスといったものから楽想に対するひらめきを得ていたような節があるからなんです。

参考記事

レッドツェッペリンのカシミール 楽曲分析

エレキの持つ響きというよりも、生ギターが元々持つ響きをエレキに置き換えたような気がするのは僕だけだろうか?

The Rain Song の解説動画は以下。英語解説だけど演奏については見れば分かる。とても音がクリーンできれいですね。

この方の弾くギターはとてもサウンドがクリアです。アコースティックギターでいろいろやってるみたいなので他もチェックしてみては良いのではないでしょうか。

ツエッペリンの楽想っていうのは非常に幅が広くて、どれを聴いても飽きさせません。なので音楽性についても上手く表現できないんです。

クラッシックミュージックのようであったり、ブルース色が強かったり、かなりいろんな音楽的要素を感じとることができる。

世の中にはコピーして「ためになるバンド、音楽」 ってのはありますが、レッドツエッペリンは完コピしても「ためにならない」音楽かもしれません。

コピーしてもツエッペリン風にしかならなくて応用が効かないというかw

おまけ

僕がツエッペリンで好きな曲。アコースティックギターのみのインスト。なんとも不思議な雰囲気がたまりません。

 

基本的な和声の流れは、Ⅰ-Ⅵ-Ⅴ とその変形バリエーションのみで、すごく単純なものです。トニック、サブドミナント、それからドミナントの主要三和音ですね。変則チューニングを用いていて、響きが複雑に聴こえます。

個人的にはツエッペリンのエッセンスというか、響きに対する感性、センスといったものが感じ取れる楽曲のひとつだと思います。

Bron-Yr-Aur(発音がわからない)Bron-Yr-Aur の解説

下は “Bron-Yr-Aur”  by Led Zeppelin のレッスン動画です。

 

 

こうしてあらためて見てみると、変則チューニングを使った楽曲が多いですねぇ。

僕が思うに、やっぱりジミーペイジは 響き、サウンド、といったものにかなり ウルサイ。数ある有名ロックバンドのなかでも良い意味でかなり異質なものを感じます。

そこが僕を惹きつけてやまない理由です。

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