限界集落で大麻。過疎と町おこしと大麻。なかなか面白い話だ。

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大麻は限界集落を救う?

はい、ネタ元はニュースです。あえてリンク張るのもアレなんですが、コメントが面白いので一応張っときます。しかし、「限界集落」 と 「大麻」 という言葉の組み合わせ、かなり悪意というか意図的なものを感じます。

 

長野の限界集落で大麻=所持容疑で22人逮捕―麻薬取締部 (時事通信)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース長野の限界集落で大麻=所持容疑で22人逮捕―麻薬取締部 (時事通信)のコメント一覧 – Yahoo!ニュース

 

記事タイトルはかなりふざけてます。しかし、ご存知のように 地域おこし の取り組みとして実際に行われていた実例もありますよね。つい最近のはなしで。(張本人は違法薬物を自身のための使用目的で所持していた疑いで逮捕されたのであり、許可を得た大麻栽培に関しては違法ではありません)

これは追記 こういう情報を見ると考え方も変わってくるよね。重要なことだと感じたのでトップの方へ追記します。

以下のリンク、内容についてはもっと精査する必要があると感じますが、かなり説得力のある意見が書かれていますね。

 

大麻はがんに効くらしい - グローバル引きこもりブログ大麻はがんに効くらしい – グローバル引きこもりブログ

かなり話題になったようで、知っている方も多いかと思われます。こういう事実があったことはまったく知りませんでした。読んでいて、ほんとに腹が立ってきますよね。

身近な人をガンで亡くした経験のある方(私もそうです)は、ただ単に 「違法である」 という理由だけで、生きる希望を断たれた この山本さんの実話はとても心に響くものがあります。

なんだか製薬業界の陰謀じみた話につながる雰囲気もあるのですが、かなりブラックな要素というのは本当にあるのかもしれません。個人的には マリファナの効用 に対して、まずは法的議論は別のもとして、真剣に研究に取り組むべき課題なのではないかと思います。

生きたい人は本当に真剣なんですからね。自己の快楽などという目的じゃないのは明白です。

僕の持つマリファナのイメージ

いわゆる マリファナ っていうと、僕なんかはかなり昔のイメージがあります。今はもう使わない言葉、死語として、 ヒッピー というのがありました。これはベトナム戦争のころの話です。

若者のカルチャーというか、まあ時代感覚というのでしょうか 世界的に フラワームーヴメント というのがありまして、「自由、反戦、ピース」 だったかな? もう戦争なんかやめて、みんな楽しく仲良くのんびり好き気ままに暮らそう みたいな空気感が蔓延していた頃を思い出します。

音楽でいうと、ロックミュージックが次第に盛り上がりを見せる時期とシンクロしていますね。ジャンルでいうところの サイケデリックミュージック とか、いわゆる プログレ とか。こういった動きには巨額のお金が動く音楽ビジネスとして拡大してきたということも考える必要がありますが。

あと、フォークソング も含まれるかもしれないです。先日 ノーベル文学賞をとったボブディランを筆頭に、数多くのアーティストが生まれています。日本も 安保闘争のころをピークとして、数多くの反戦歌、いわゆるプロテストソングを歌う連中が出現して、誰もかれもがギターを手に歌うことを始めた時期でもあります。それが若者の武器であり主張でもありました。

今でも音楽はそういった側面があり、影響を我々に与え続けていますけれども、インパクトとしては当時の方がかなり大きかったように感じます。

音楽系列でいうと、こういった影響を受けた人たちが、のちの日本のニューミュージックというものを作っていくようになります。

芸術方面では、横尾忠則 とか、インド文化に触発されたような絵画も人気があったと思います。これはおそらくドラッグから得たインスピレーションと大いに関係がありそうです。現在は 瞑想 がブームとなっていますけれども、じつは昔からこういったスピリチュアル、精神世界について関心の高い人々というのは存在しています。

このように文化的変遷とドラッグの関係をたどってみると、少なからず社会に影響を与えてきたのが見て取れます。

マリファナは悪なのか?

マリファナは悪いことなのか? と、問われれば、「それは悪だ」 と答えます。先に挙げたニュースリンクの数多くのコメントを読んでみてほしい。いろんな捉え方、考え方がありますが、私自身はマリファナを含めドラッグは絶対にダメです。

単に 違法だから だとか、そういう法論議ではなくて、仮にドラッグで多幸感を得られたとしても、それが自身にとって真の幸せなのか? といった部分で考えると 「なんか違う」 まあ生き方はそれぞれが決めることなので、やりたい方はどうぞ ということですが、おそらく快感は一時的なモノであり、ドラッグなどで幸せになれるとは到底思えないからです。

人生の意義など、考える人それぞれに持っているものなので、ここで 「こうでなければならない」 などと書くのは野暮なことなのですが、少なくとも 「クスリでハッピー!!」 などと安易に考える人はかなり少数で特殊な人種であることだけは間違いないと思いたいです。

ドラッグと神秘体験

マリファナと精神世界については深いつながりがあります。いわば見ることができない世界を見るための手段というわけです。

「神の領域を見たいという欲望」

それはドラッグがもたらす効果が被験者にとってみれば神秘体験として強烈に印象に残るからだと推察されます。ここで重要なのは、ドラッグによる幻覚が、神秘体験とすり替わっていることです。勘違いしてはいけません。ドラッグは悟りを助けるためのものではなくて、単なる 「まやかし、幻」 なんです。

惑わされてはいけない。


科学的な見地から、マリファナを含めたドラッグについて、まともな論議、研究がされることを望みますね。

追記 やはりというか 大麻栽培について 締め付けが厳しくなってきているようです。

地方は財政が厳しい。 これは真実です。地方に暮らしている私から見ればこれは本当のこと。なぜそう言えるのか? お上から補助金をもらう事業に参画したり、地方の行政マン(簡単に言えば役場の管理職にあるような人)と親しく付き合ってみればこのことは肌感覚で感じとることができます。

地方自治体というのは何か財源になること、あるいは支出を削ることに関しては非常に敏感に反応します。このこととリンクして、大麻栽培 を考えると非常に興味深い。以下のリンクには現状における地方活性化の手段のひとつとしての 大麻栽培の地場産業化 について注意喚起がなされています。

 

<大麻>「町おこし」ご用心 厚労省「栽培許可、慎重に」 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース<大麻>「町おこし」ご用心 厚労省「栽培許可、慎重に」 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース

怪しい儲け話、大麻がらみの話には気を付けろ ということですね。しかし耕作放棄地などの農業の担い手がいなくなりつつある中山間地においては、「何か手を打たないと本当に無人地帯となってしまって地図から地名が消えてしまう」 というような危機感が強くある。できることなら若い世代に移住してもらって、なんとか里山を守ってもらいたい・・・という希望があります。

記事によりますと、どうやら大麻栽培の許認可は 厚労省にあるのではなくて、都道府県にあるようです。責任者は知事ということになりますね。審査はかなり厳格な模様。しかし条件が整えば誰でも大麻を取り扱えるようになります。

ここで面白おかしく考えれば、ある地域を 大麻特区 として整備し、若者を呼び込んで地場産業として自立させることは可能。ただその行い全体の善悪であるとか、一般市民の賛同を得られるか? といった問題や、社会的影響の大きさといったもろもろを考え合わせると、実際にはかなり難易度が高いと思います。現実には合法的に日本のどこかで大麻が栽培され、それが(規模は別として)産業として成立しているのも事実。

法の整備、手続き、監視 は厳重ではあるけれども、完全に大麻栽培というものが日本国において禁止されているわけではありません。

お金の成る木が欲しい過疎の地方。一方で 人と金を集めることができる可能性のある大麻。 非常に悩ましい選択ではあるけれども、現状では完全にみちがふさがれているわけではない。

発想を変えれば、別に大麻である必要はまったくなくて、社会的に認知され、受け入れやすいものであり、なおかつ 若い世代にも人気が高いものであれば一気に中山間地の再生に成功するかもしれません。

地方再生と大麻栽培 というテーマは、いろいろな問題をはらんでいますが、逆に地方の問題を考えさせ、再生に向けてのアイデアを活性化させる要素も含んだ おもしろいテーマだと思います。

なんか猛烈に腹が立ってきたぞ! 医療と大麻

知れば知るほど腹が立ってくる 医療と大麻のはなし。

偉い人が言うには ガン患者にはモルヒネを使うのが常識なんだと。大麻なんてのは効果もないし、医療で使う意味などないらしい。

あんた、ちゃんと研究したのか?

医療用麻薬であるモルヒネというのは治る見込みのない末期のガン患者の痛みを緩和するものなんだってよ。ふーん、そうか。いや、待てよ。マリファナを医療用として使った人の記録によると、抗がん剤なんかより、ずっと調子が良くなって食欲も出てきて、生きる意欲もわいてきたって人もいたんじゃないのか?

医者が驚くほどガンも小さくなって、「こんなことが本当に起きるのか?」 って驚いたという話も聞く。大麻の効用については国際保健機構 WHO もまだ認めていないようだけど、医学の権威者ってのは、自分の保身、名声ばっか考えていて、真実を見失っていることに気が付いていないのかもしれない。あるいは金か?

オープンマインドの善良な医学研究者のなかには 「ひょっとして?」 と感じている方もいるのかもしれないけれど、自分の地位のことを考えると公に研究に踏み出せなくて、心の中で葛藤している人もいるかもしれません。

真実が明らかになるように、どうかオープンな心で大麻を研究してほしい。マリファナに対して興味本位ではなくて、「助かるものならもう一度元気になって生きたい・・・」と願う人は大勢いるはず。もしも私の大事な人が同じような状況・・・たとえば余命宣告などされたなら、なんとかして助けて元気になってもらいたいと願うことでしょう。

わずかな可能性でもあるのなら試したいと思うのは罪なのか? 日本は禁止で法治国家だから外国行ってやれ などという意見は聞きたくない。あなたが当事者だったら納得できますか?

オプジーボ のようにバカ高い開発費もいらない、雑草のような大麻。これで本当に余命わずかの人が元気に回復する可能性がわずかでもあるなら、すぐにでも研究して医療に役立てるべきです。

本当に効果があるのか? ないのか? どっちなんだろ?

 

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