地方自治体は民間業者に学校給食を丸投げしている。経費削減は分かるがこれじゃ地元は育たない。
地方の衰退。。頭が痛い問題ですね。
あるニュースが気になったので、ちょっと書いちゃおう。
まず人がいない。地元で育った人が都会へいっちゃう。仕事や学校がないから仕方がない。そこにいたってやりたい仕事もないし、学ぶ学校、施設もないんだからしょうがない。
「地方を担う若者に来てほしい、住み着いてほしい」 と、地方自治体はみな思ってる。ちょっと考え方を変えると次のようにも言えるんじゃないかい?
育てもしないで来てほしいなどというのは虫が良すぎるんじゃないですか?
僕は地方の将来を担う人材なんて、地元で育てなきゃダメだと思う。それをね、「こいつは実績も挙げて優秀だからって高給でひっぱってきて、いろんな仕掛けを考えて活性化させようとしています。
まあ、それも悪くはない。上手くいけばね。ただ、長い目で考えた場合、「それ、どうなの?」 と感じるのはオレだけか?
経費削減の悪循環
地方には金がない。儲かるアイデアがあれば自治体直営でやるはず。わざわざ民間に運営を委託などはしない。指定管理者として民間に運営を任すのははっきりいって自治体の能力不足なの。
利益を挙げられない施設を補助金などでガンガンおっ建てて、ずさんな運営するから毎年赤字を垂れ流すようになるのよ。
こういうやつはどんどん民間に任せて活性化するのはいい。だけど教育関係はちょっと趣旨が違う。採算が合わないからといって民間に任すべきじゃない。
教育委員会は何を考えとるんや?
とうとうわが町も学校給食は民間委託となりました。詳しい経緯は知らないけれど、自前で経費を負担するのに耐えられなくなってきたらしい。
まず施設、それから管理者、従事する人たち、これらを役場ですべて管理するよりも民間に委託した方が安くつくからという理由。
なんだそりゃ? いったい誰のための役場なの?
まるで住民無視、役人さえ良ければ住民のことなどどうでもいい。こんなやり方をされると確実に住民の心は離れていきます。地元雇用もなし、地場産品や地元商店の納入もなし、子供たちはまったく地元と関係のない食材で育つ。
これで地域に対する理解とか愛着、郷土愛がはぐくまれるわけがない。
口先で郷土や地方を語るな!! 活性化は人ありきだよ。
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