ハーヴェイ・スペンサー・ルイス
Harvey Spencer Lewis ・・・この人はいったい誰? おそらく日本ではほとんど知られていないアメリカの人。まあ、興味がないといえばそれまでだけど (笑) 知ってる人しか知らないであろう ルイス氏。僕も全く知らなかったわけでw
なんでルイス氏を取り上げたか? それは ねちっこく追跡している ジョン オラ キナマン博士に関するリサーチの結果からです。
とりあえず、このルイス氏がどういう人物であったか? それは以下で知ることができる。
1883年11月25日生まれ- 1939年8月2日没 で、息子がいます。情報によりますと、オカルティストであり、発明家でもあったらしい。
彼の遺した業績で一番有名なものは バラ十字古代エジプト博物館 です。
バラ十字古代エジプト博物館 とは?
生前のルイス氏は、オカルト思想にとても興味を持っていたらしく、みずから AMORC と呼ばれる組織を設立します。それは アメリカ カリフォルニア サンノゼ に本部があります。
ちなみに サンノゼ には キナマン財団 もあります。
ルイス氏が傾倒していたオカルト思想ってのは、たぶんコレ↓
一口で説明するのはほんとに難しい。。世界にはこの思想に影響されたと思われる組織、団体が数多くあるみたいで、それらは今でも継続されてるわけで、AMORC もそのうちの一つであるようです。
んで、問題の博物館、元々はルイス氏の個人的なコレクションから始まったみたいで、それが拡大して、今は バラ十字古代エジプト博物館 っていうのを運営している模様です。
ちなみにAMORCっていう組織は世界規模であり、この日本にも支部があります。
一見すると非常に怪しい宗教団体の印象があります (笑) バラ十字会 が何であるか? 日本語で簡潔に説明されてるので確認されるのも良いかもですw お断りしときますが、僕は信者ではありません。
この AMORC 、日本語検索でもいろいろ情報が得られます。会費を払えば誰でも入会でき、また退会も自由なようです。
いわば「神秘学についての学習の場」といった感じらしいです。
博物館については、現在、観光名所として人気があり、日本語での解説、案内サイトも多い。
実際に立ち寄られた方も多いのではないでしょうか。僕は行ったことないですがw
なぜ僕が突然 バラ十字会 AMORC を出してきたか?
僕がどうして AMORC に興味を持ったか? それは以下の文章からです。
上の文は https://www.bibliotecapleyades.net/piramides/tumba_osiris/shafted.htm という一連のテキストからです。このテキストはピラミッドの地下通路に関して書かれたもの。
つまり、どういうわけか ルイス氏が創立した AMORC が、ピラミッドやスフィンクスの地下について情報を持っていたことについて、実際の発掘調査と関連付けて調査したレポートですね。
まあ、このレポート自体も興味あるのですが、そもそもの発端は、ルイスの書いた一冊の本にあるわけで。
1936年に最初に出版された「大ピラミッドの象徴的な予言」という本ですね。時期的にはキナマン博士がまだ生きていたころ。
ちなみの情報ですが、この本は AMORC 日本支部 により和訳され、簡単に手に入るようです。読んだ人によると、その評価はボロクソでしたが ↓ (笑)
その筋の関係者向けなのでしょうか。
内容は面白くないので、ピラミッド好きは勿論買わないでしょうが、一般の方も購入することはおすすめしません。
キナマン博士は 1877年2月23日-1961年9月7日、一方のルイス氏は 1883年11月25日生まれ- 1939年8月2日没、んで、1928年に バラ十字古代エジプト博物館 がコレクションの公開という形で、カリフォルニア州サンノゼで始まる。
なんで両者の生没年と博物館の履歴というか沿革について書いたか? それは両者の接点について考えていたからです。
1955年頃に北カリフォルニアの個人宅で選ばれたメイソンのグループとはいったい誰なのか?
キナマン博士は 1955年頃に北カリフォルニアの個人宅で「選ばれたメイソンのグループ」に対して講演を行ったとあります。
この講義において、ピラミッドに関する秘密について話をしたんですね。先に書いた生没年の資料により、ルイス氏はそこにいなかったのは確実ですが。
しかし同時期にふたりが活動していたのは間違いがなく、何らかの形で接点があったと個人的には思うのですよ。
ところで、SHINGEN氏の動画の中で言及されてる ディールイス という人物。これ、リサーチしても正体がまったく分からない人物なのですが、「ルイス」 という部分だけに注目してみると、この記事で取り上げてる ハーヴェイ・スペンサー・ルイス と関係があるように思えてきます。
たとえば 彼の息子であるとか・・名前はちょっと違うんですけどねw
もしくは親戚の誰かか?
とにかく時期的にも、また地理的にも、同じカリフォルニア州サンノゼという点で、何か関係があるように思えてなりません。
とにかく、エジプト考古学には、たくさんの団体、組織が絡んでいることが理解できる事例だと思うんです。
話は単純じゃない。
発掘調査の歴史だって、古代からあります。なにも20世紀になって初めて調査の手が入ったというわけではありません。
紀元前から「これはなんだ?」という感じで地下空間に入った人の話まであるんですよね。
そこには「人工照明」のような装置があったとか・・・ほんと興味が尽きない。まあ、人工照明に関しては、あの有名な「デカい電球」を連想する方も多いのではないかと思います。
あ、でも僕が指してるのはコレじゃなくて、もっと違う形状、システムのものです。そういう記述がある文献ってのが、どうも残されてるみたいなんですね。
現代の「人センサー付き照明」みたいなヤツがあったとか。人が近づくと自動で明かりが点いたっていうw
ホントかよ?
さあ、どうでしょう?・・そんなの実際見ないと何とも言えませんよ。ただ、そういう記録があるって話。与太話かも知れないし、なんともw
ただね、現在、観光で中に入れる大ピラミッド・・・これらは天井に「煤」・・ススね、これが検出されてないらしいのよ。
だから「明かり」をどうしたんだ? ってな話があるわけで。
なあ、おっさんの話のソースは?
何を根拠にそんなこと書くんだよ?
はい、それは このブログで以前紹介した「プレアデス図書館」です。直接のリンクは以下。英語なので翻訳してね。機械翻訳でもだいたいは理解できるから。
La Gran Piramide – The Great Pyramid
ピラミッドに関しての、たくさんのファイルがあります。今回のお話も、そのファイルの一部から書いています。