「儲け」 とは 「差額」 のことだ! ややこしい概念は必要ない!
この記事では 「儲け」 という言葉の概念について僕なりの考え方を書いています。世の中にはいろいろな経済概念が存在し、経済金融の世界を理解するためには「経理について学ぶこと」が当たり前とされています。
でもそれは僕なりにぶっちゃけて言うと、「経理について学ぶこと」は、経済金融界において「特殊な技能を必要とする職業」にしか必要ないと考えます。仮にあなたがサラリーマン、OLであるとして、「もっと収入が欲しい!」と考えているとします。
あなたならどうやって自身の収入アップを実現させるでしょうか? 収入アップのために経理について今よりももっと勉強しますか?
勉強することによって得た知識をどのように収入アップにつなげますか?
まあね、自分の資質を高めるという意味においては、何事も学習することにはそれなりの意味は確かにあります。しかし、あえて僕が言いたいのは、「本質を観る」ということなのですよ。
僕なりの「儲けの本質」書くと以下ですね。
タダのモノをできるだけ費用をかけずに高く売る
はぁ? それって詐欺をやれってことか? (笑)
社会的に意味があるのか?
人類の幸福に寄与することなのか?
商売の基本は「相対取引」 相手が喜んで取引してくれればそれでいい
あなたは何かモノを売ったことはありますかね? 僕は自由業なので、ほぼ毎日「売り買い」しています。
アナタが会社員で、どこかに勤めていて、かつ営業職であるならば毎日、お客さんと折衝しているはずですし、あるいは製造業であっても、日々顧客について調査し、どうしたらコストを抑えつつ、利益を削らずに付加価値を高めることができるか 考えているはず。
んで、モノの価値っていうのは「お客さんが勝手に決める」んですよ。大事なポイントなんでもう一回書くと、売る方がいくら良いモノだと思っていても、お客さんは「自分にとって良いかどうか?」ってのがモノを買うときの判断基準だと思うんですね。
つまり、モノには絶対的な評価基準なんてないんですよ。だから相手が提供されたモノに価値を見出せば、「それが買い手にとっての価値、価格になる」・・・これが相対取引です。
ちょっと記憶が定かでないのでアレなんですけど、キーエンス って企業知ってますかね?
めちゃくちゃ給料が高い会社として有名ですね。んで、「なんでこんな高い給料が出せるんだろ?」 って、みんな不思議に思うわけですよ。単純に書いちゃうと、「儲けがデカい」(笑)
んで、儲けがデカいってことは、それに係った費用・・・人件費も含めた会社の維持費みたいなもんだと考えればいいんだけど、それらをラクーに支払えるってこと。つまりは粗利がデカいんですよ。
だから高い人件費も賄えるってわけ。
ここで疑問が出てきます。それは 「なぜキーエンスのサービスが高く売れるのか?」 まあ以下は僕なりの考察ではありますが・・・単純に書くと以下です。
私の問題点を解決してくれるシステムはあなたしか作れない
もうちょっと詳しく書くと、たとえばあなたが何か商売をしていて、その商売を維持するのに毎月2万円の固定費の支払いがあるとします。これをゼロにしてくれるシステムが仮にあったとしたら・・・
どうしますか? そのシステムをいくらなら買ってもいいと思いますか?
おそらく多くの方は他社のサービスと比較すると思います。しかし本当にコストを削減できるシステムを作ることができる企業が「そこしかない」となったら?
確かキーエンスは自社開発のオーダーメイドシステムを安く売ったりはしません。相手が出せるギリギリのラインを攻めます (笑)
開発コストがいくらだから、売値はこれぐらいで・・なんていう価格の決め方はしない。「えげつない商売だ」と感じるかも知れませんが、これが高収益の秘密であり、また相対取引の本質だと思いますね。
河原に転がっているタダの石でも売れる
これは知っているかもしれない話だけど・・・そこらへんに落ちている「石ころ」だって欲しいヒトには売れます。メルカリとかで以前に「コロナウイルスに効果アリ」なんてフレーズで売っていたのを見たことあります。
まあ、詐欺といえば詐欺なんだけど (笑) 結論・・・
儲けとは 相手にとって価値があればそれでいい。ただし相手の無知につけこんで騙しちゃダメ。