災害発生が予測される時、人はどんな服装を考えるべきか?
たとえば台風とか、大雨などによる洪水災害、あるいは がけ崩れ、地滑り というのは、天気予報の精度がかなり高くなっていますから、事前に起こることが予測できます。
まあ、地震後の津波なども「避難までの時間的制約」がありますが、避難するまでに服を着替える時間的余裕があるかもしれません。
今回は、非常時の持ち出し荷物についてではなく、自身の避難時の恰好について考えてみます。僕自身については、いままで避難生活の経験がないので実感としては語れないのですが、今回の台風19号による災害をきっかけに準備したい。
活動しやすく快適である ← これが第一条件
まず避難で第一に考えること、それは 「動きやすい」 ということ。極端にいうと「スポーツウエア」みたいなのが理想と言える。
ジャージの上下でもいいとは思うけど、できれば体にぴったりフィットしたタイプがいいかもしれません。あんまりバタバタしないやつで、袖とかパンツの裾が絞れるようなやつが良い。
言い換えると「着崩れしない」 ということ。
なんだかんだと動きまわっても、パンツがずり下がったり、シャツがめくり上がるといったストレスがまったくないという服装ですね。
アンダーウエアも含めて条件をまとめると以下のようになるかと思います。
- 吸汗性能
- 速乾性
- 伸縮性
- 防寒性能
- 防水性能
- 丈夫さ
ファッション性とかセクシーさは必要ないです(笑)
ひたすら動きやすく、なおかつ快適でいられること。まあ、人目もありますから、あんまりみっともない恰好もイヤですが、女性の場合はセクシーさは災害時には逆に危険ですから気を付けた方がいいとは思う。スカート姿なんてのは論外。(緊急時の避難で着替えの時間なんてなかったというのは仕方がないが・・・)見られるだけでも不快だと思いますので。
風呂とかシャワーなどは何日も入れない可能性があるので、アンダーウエアはできるだけ高品質、高機能のものを選びたいところですね。
雨合羽でもいいのですけど、防寒のことを考えると「防水、防寒機能のある上下セットのスーツ」というものがあるので、(たとえばワークマンから出ているイージスオーシャンシリーズ)それらを用意したいです。
暑ければ脱げばいいだけですが、寒いのは本当に暖房がないと無理ですからね。まあ、避難時の季節、気候にもよりますが、簡単に体温を調節できる服装を考えたい。
もうひとつ、アウターにはジャケットもパンツも含めてポケットがたくさんあると便利だと思います。なぜなら手荷物をなるべく少なくして身軽にできるからです。
すぐに使いたいものをポケットにしまって、その他のモノをバッグやリュックに詰める。これだけで格段に動きやすくなるはず。
最後に靴です。足元はやっぱり濡れると不快ですので「ゴム長靴」がベストかなと。丈夫でひざ下まで長さのあるタイプ。もしくは濡れない素材でできた、ちょい長めの安全靴とか。
最悪、スニーカーでもいいのですが、これは動きやすいかわりに濡れるから・・めっちゃ不快でしょ? 速乾性のあるモノならまだいいかもしれませんけどね。
と、ここまで書いて・・・
ちょっと考えてみると、これら災害時の服って、ぜんぶワークマンで揃うんですね(笑) もう、条件なんかピッタリすぎて笑っちゃうぐらいw
ワークマンだと帽子手袋、インナー、アウター、そして靴まで条件にそうモノがいろいろあります。しかも価格が安い!
オチは宣伝になってしまいましたが、これを機会にワークマン製品を手に取ってみてはいかがでしょうか。(笑)
店舗受取なら送料・手数無料!
ワークマン
個人的な感覚だけど・・・使い捨ての緊急用洋服なら絶対ワークマンをおすすめする!
緊急用の使い捨て洋服ならまず重視すべきは価格なんだけど・・・この面ではユニクロはいいかもしれません。
しかし、これが機能性の面で問題があるとしたら?・・・生地が薄くてすぐにくたびれたり、あるいはまったく防寒、撥水性能がなかったり・・・
見てくれ・・・つまりファッション性はいいんだけど、実用面でまったく役に立たない。。
これは災害時の服装としては失格です!!
なんかユニクロが要請があれば在庫品を無償で避難所に提供するというニュースがありましたが・・・
まあ、「暖かい着替えの服がない!」 という状況よりは全然マシなんですが、できればワークマンの製品のほうが確実に役に立つと思えるのですね。
ユニクロは近年、ファッション性に重点を置いているようなので・・どうかな? と感じます。
体育館のような広いフローリングの空間はほんとに冷えます。避難所における低体温症も問題となる時期ですので、今後のことも考えて 「どんな服を用意しておけばベストか?」 真剣に考えておいた方がいいです。