じつは地球は球体ではなく平面である ← はぁ? 頭、大丈夫ですか?
世の中には奇妙な言説があります。その代表的な言説に「フラットアース」があります。
これは文字通り、地球は平面だという説です。そう、僕らがイメージする球体ではなくて、どこまで行っても真っ平な世界だという説です。

ああ、それ聞いたことあるけど・・
でも、なんでそういう「トンデモ論」を信じる人がいるんだろう?
おっさんもその仲間かよ?w
いや、僕は「地球球体支持者」です。
彼らフラットアース信者が言うには、「オレたちはみんなだまされてる」んだって。(笑)

だれが何の目的でそんな手のかかることをやるんだよ?
地球が平たい平面だということがバレると、何か困る理由があるのか?
そう、そこが問題(笑)
どうして、こんな壮大なウソを人類に刷り込まなければならないか?ここでいう「壮大なウソ」とは、地球が丸いことであって、フラット説のほうではありませんからねw
地球が丸いのはウソであって本当は平らである?! ← FALSE
地球が平らというのはウソ。本当は赤道部分がやや膨らんだ球体である ← TRUE
かなり端折って言うと・・・地球が丸いというのは、人間の神性を否定するための「仕組まれた壮大なウソ」ということらしい(笑)それも大昔から。
つまり、言い換えると「進化論」と同じで、「人間は特別な存在ではなく、偶然に惑星上に発生した」 だから、地球という惑星は、宇宙の他にある惑星と同じで、条件さえ整えば生命は発生し得る。そこに神の存在は必要ない・・・
と、こういう考えのもとで、大昔から賢者や哲人たちが天空の成り立ちから、森羅万象にいたるすべての現象についていろんな理屈を考えて、我々にウソの世界を教えてきた・・・というのがフラットアースを唱えるひとたちの主張なのです。
なんか書いていて、頭がクラクラして混乱してきましたが(笑)
そもそも本当に地球はいったいどんな形をしているのか?
常識的な見地から書くと、実際に大気圏を超えて宇宙空間から地球を観察した人類は非常に数少ないです。ほんとに限られた人たちしか地球を見ていません。
しかし彼らは地球の写真も撮影しており、公開された写真は誰もが観ることができ、そのおかげで誰ひとりとして「地球は平たい」などという人はいません。一部を除いては。
ただ、先にも書いた通り、これは実際にすべての人が直接観察した結果ではなくて、間接的に「地球ってのは丸いんだな」と認識しているだけです。
というわけで、フラットアース支持者たちは、「おまえたちは地球が丸いとだまされている」というわけです。
僕自身の直観でいえば、たとえば海岸に行って水平線を見るとします。いや、実際に観察したことは何度もあるのですが、やっぱり「水平線が曲がって見える」んです。
視界いっぱいにさえぎるモノがない水平線っていうのは、ほんとうに曲がって(弧を描いて)見えるのですよ。
地球というか、今、自分自身が立っている地表が本当は球体であり、真反対に立っている人が逆さまに立っているという状態を想像するのは難しいことですが、これはやっぱり真実ではないかと思うのです。
逆に地球がフラットであるとすると、いろんな説明が付かないような気がしますw 地球は丸いんですよ(笑)
僕やあなたに「その気」さえあればカメラを備えた風船というか気球を飛ばして、地球の姿を撮影することだって可能。実際、動画サイトを検索すると、それ、やってる人いますしね。やらないけど(笑)
んで、それを見ると、やっぱり地球表面は(大気層といえばいいのか)は、ゆるやかに弧を描いています。地球平面論者に言わすと、それすらもカメラのレンズの屈曲によるものだと言い張るんですけどね・・
まあ、ネット上にはいろんな検証サイトがありますから、リサーチするのも楽しいw
2次元での幾何学と、3次元での幾何学との違いとか、大きな巨大プロジェクト・・・工事における測量方法とかね、そういうので「地球の曲率」について、どう考えているのかとか・・
測量については専門的知識になってくるので、あんまり詳しくはないですが、やはり大きな測量になってくると、「地球が丸い」ってことは問題になってくるみたいです。
しかし世の中には奇妙なことを考える人たちがいますw
上の写真に見える「地球の姿」 これをねつ造されたもの、幻想の写真だというのだろうか?
追記 CNNニュース 世界に広がる「地球平面説」 その背景にあるものは?
ちょっと「フラットアーサー」に関するニュースがあったのでリンクしておきますね。
この奇妙な言説について「理解を深める」のに、少しは役立つのではないかと思います。僕自身は先にも書いたように、この地球平面説に関しては全否定しますw これはあり得ないです。

でも、おっさん
宇宙から実際に地球を見たわけじゃないだろ?
どうして全否定できる?
それは・・・NASAだけではなく、ロシア、日本のJAXA、中国やインド、それからイスラエルなども月探査ロケットを飛ばしているからです。
その他、火星や金星、木星を回るもろもろの衛星、太陽観測用ロケットなどなど宇宙探査はこれからもどんどん進化発展していきます。
このような状況において、実際に宇宙探査に関わる人物の誰ひとりとして地球の形について異議を唱えた者を僕は知りません。そもそも宇宙空間が存在すらしないなんて、いったいあの巨大なロケットをどこに飛ばしているんだと問いたくなる(笑)
フラットアーサーたちは、日本のはやぶさについて、「どこに飛んで行っているのか」 知っているのか? あれをすべて「でっちあげ」でやっているとでも思っているのか?(笑)
NASAは1960年代に確実にヒトを月に送り込んだ。ねつ造なんてあり得ないですよ。
僕たちが認知できる世界というのは、決してドーム状のディスク(フラットアース)の中だけなどではなくて、大気圏の外には無限ともいえる宇宙空間が広がっているんです。
僕自身は宇宙や地球の歴史が分かったからといっても神様を否定することにはならないと思う。 逆に地球や宇宙の秘密に迫れば迫るほど科学者が困惑するような事実が次から次へと見つかるのではないかと思っています。
宇宙も含めた自然界に見られるデザインはじつに不思議です。「なんでこんなデザインなんだろ?」って不思議な感覚になることはありませんか?
科学的探究によって自然界の不思議が解き明かされるたびに、僕たちはその巧妙な仕掛けに驚かされる。そこに人智の及ばない力が働いていることを思い知らされるんです。
想像を絶する宇宙のデカさ 地球の曲率の実際の計測
地球表面の実際の計測、および天体との距離について面白い動画がありましたのでリンクします。
あー、著作権の関係でリンクが外されてますねー (残念)
ホーキング博士のジーニアス 「地球は宇宙のどこにある?」
上のタイトルをコピペして、動画サイトで検索してみて欲しい。僕は全編を通して観たけど(およそ1時間ぐらいの動画)めっちゃおすすめです!
レーザー光線やらヘリコプターを使って、地球の実際の曲率などを計測していく動画です。僕らは「物体が水平に置かれているかどうか?」 測る時に 「水平器」 というのを使うのですが、この「水平」 という概念が実際はどうなのか?
実測を通して考える良い検証動画ですね。