スプレッドトライアドについて 決まりきったありきたりのコードフォームばっかり弾いていませんか?

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スプレッドトライアド Spread Triads とは何か?

このページを見ているあなたは、たぶんギタリストです。なぜならギター演奏に興味のない人はこんな記事は読まないからです。

さて、冒頭からおかしなこと書いてますが(笑)今回は スプレッドトライアド についてのお話です。

 

スプレッドって金融用語じゃなかったけ?(笑)

なんでギター?

 

はい、スプレッドの意味は以下で(笑)

 

まあ、このページの文脈では 「拡張」 という意味ですね。具体的に言うと、ギターサウンドを拡げる、もしくは拡がりのあるサウンドにするための方法といったところです。

ですので、スプレッドトライアド というのは「拡張された三和音」となります。

クローズドサウンドとオープンボイシング

ギターはチューニングとか、肉体的制限(5本の指しかないw)ことからオープンボイシングによるコード弾きが基本となっています。

いっぽうピアノではクローズドボイシング(ドミソというように一個飛ばしで音を重ねる方法)のほうが簡単であり、オープンボイシングは比較的難しくなります。

ギターにおいては超初心者が無意識にといいますか、半強制的に(笑)覚える「ローコード」という押さえ方のコードは、すべてオープンボイシングとなっています。

ギター弾き語りなどの演奏でよくみられる開放弦を使ったもっとも一般的な押さえ方ですね。カポタストを使えば、簡単な押さえ方をいくつか覚えるだけで、どんな調でも合わせて弾くことができるようになるw

ここで問題にしているスプレッドトライアドはオープンボイシングと似ているけれども、決定的に違う点は以下です。

 

それはベースノート(コードサウンドの最低音部)が、ルートノートではない ということです。

つまり 展開形 となっているわけですね。

 

これは音楽についての基礎知識がないと理解できないことかもしれないよ?

まず「和音ってなんだ?」ということが分かってないと無理かもしれないぜ?

 

ええ、それは基礎知識として絶対に知っていなければならない事柄なのですが・・・ここでは「理解している」ことを前提に話を進めますw

とりあえずサウンドを聴けばイメージはすぐわかると思いますので参考動画を貼っておきます。僕のお気に入りの「リック」というアメリカのおっさんギタリストです。

 

Spread Triads for Pros Guitar Players

 

英語が聞き取れなくてもやってる意味は分かると思います。他にもスプレッドトライアドについての動画がありますのでチェックしてみてください。

 

こういったコードチェンジがスムーズに、なおかつ素早く弾けるようになると、ギターの指板構成の理解・・・つまりフレットの音の並びについての理解が格段に向上しますし、ソロを構成するときのアイデアとかもより豊かになってきます。

 

いかにひとつのコードネームからたくさんの音の選択肢を見つけることができるか?

ここが「デキるギタリスト」とデキないギタリストの違いでもあると感じます。

 

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