ギタリストでDTMやるならギターシンセを使おう

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サウンドが変わると発想も変わる ギターシンセの効果

この記事はギターシンセサイザーについて書かれています。

一般にギターリストはギターのサウンドそのものに とても強いこだわりを持っています。

たとえばピックアップの種類であったり、ギターアンプとのマッチングであったり・・私の経験からいうと、あまり積極的にギターシンセサイザーを使う傾向はありません。しかし、ほかの楽器のサウンドを自分のギターで再現してみるということは、とても刺激になるのです。

シンプルなメロディもサウンドが変わると印象も変わる

ギターには ありふれたフレーズ があります。そのひとつがペンタトニックによるフレーズです。これをたとえばサックスの音で弾いてみます。

あなたの指はおそらくサックスらしさを出すために、いつもの運指、フィンガリングではなくなると思います。意識的に ”らしさ” を出すために変えているはずです。というか変えざるを得なくなる。

重音とか、極端に言うとコードで弾いたりは決してしないはず。なぜならサックスは単音しか出せない楽器だから。

ここで同じフレーズの印象を聴きくらべてみて欲しい。単純なメロディがサウンドによってどう変わるか?しょうもないフレーズでもその存在感が増すことがあります。

もう一つ言えば、サックスは呼吸が重要な要素であること。つまり息が続かなくなれば、そこでフレーズはいったん途切れます。ギター演奏に 呼吸のタイミング というのは あまり関係ないので延々弾き続けることができる。しかし音色を変えることによって、フレーズの長さなどに意識が向かうことになります。いや、意識的に呼吸法を取り入れているプレイヤーもいます。口で歌っているように見えるギタリストはたくさんいます。

いま述べたのは例としてサックスを取り上げましたが、これはほかの楽器の特性についても同様に考えることができます。

このようにサウンドを変えるだけで、ほかの楽器に対する理解が増すとともに、同じフレーズでも印象を変えることができます。

サウンドを変えることが音楽やギターについて考えることのマンネリを脱する刺激になります。

ギターシンセサイザーはギタリストの幅を広げることができるツール

このギターシンセサイザーを使うことのメリットは、つまり作曲において、有利に働くことともいえます。

ギターだけで弾いてもイメージが広がらないときに、いろいろな音色で弾いてみるんです。すると不思議と発想が広がることがあります。

それはベースの音色であったり、あるいは一番トップにあるメロディであったり、カウンターメロディであったりいろいろですが、そういう音色の差し替えを簡単に実現できます。

MIDIにおける音楽情報はすべてデジタルデータでやりとりされます。いったんMIDI情報が記憶されれば、あとはいろいろな音色が再現されたパッチを割り当てるだけでサウンドを変えることができます。

いちいち音色を変えて録音することなく、何度でも元のデータを破壊することなく音色を変えて再現できます。

まとめ

自宅でじっくりと作曲に取り組んでいるギタリストには是非ギターシンセサイザーを取り入れることをおすすめします。

ギターの生音にこだわるのもいいのですが、それはバンド活動をやっている方に限られてくるんじゃないかと思います。家でデカい音鳴らして楽しむのもアリですが、あんまり現実的ではありません。

いま欲しいギターシンセサイザーはこれ

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高いけどいちばん良いと思います。デジタル出力のないタイプで、専用ピックアップも必要ないタイプのギターシンセも出ましたが、僕はこれがいいと思う。

ちなみに今使っているのが GRー1 という古いギターシンセです。これでも当時は10万円以上しました。

GR-1

音はいいと思います。レイテンシ―がどうの・・という評価もありますけど、僕はそんなに気になりません。今のシンセはもっと性能が上がってると思うとゾクゾクしますね。

機械に頼って音楽をするのもダメなんですけど、創作意欲を高めてくれる道具として考えるのはアリです。

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