映画 2001年宇宙の旅 についてあらためて考察してみよう
まず、この映画について「まったく知らない」という方は、一度観てみることをおすすめします。
いわゆる古典、SF映画における古典ですので、そっち系に興味がない人には退屈に思えるかもしれません。
で、確認できます。
調べてみると、ずいぶん古い映画だよね?
1968年って・・・
50年前だぞ?
2001年宇宙の旅のストーリーがイマイチつかめない人に解説
僕自身は、ずいぶん前にこの映画を観たんですが、イマイチ、ストーリーがよくわからない・・・のです。
いや、僕だけじゃなくて、多くの方が「説明しがたい感覚」を持ってるはず。これはなぜか?
まあ、大まかなスト―リーとしては、何らかの理由、事情により「人類が木星探査に向かう」という話なんですが、その意味するところが、どこか難解であるわけですよw
映像の断片というのはハッキリ覚えてはいます。
たとえば宇宙船が回転して、その遠心力によって疑似的に「人口重力」を作っているシーン。人工知能HALが、船員の唇の動きを解析して、人間の考えていることを把握し、行動(反乱)を起こすシーン。
などなど、とても興味深いシーンがいくつもあります。
しかし、肝心のストーリーといいますか、主題というのか、そういうのがはっきりと掴めない・・・なんというか、表現のしようがない「モヤモヤ感」で終わる。
というわけで、解説動画をいくつか挙げてみましょう。
でもさ、映画なんて 「好きなように解釈」 すればいいんじゃないの?
別に決まった見方をしなきゃイケナイものでもないだろ?
はい、その通りですね。
しかし、それがあなたにとって「意味不明」であったとしても、どんな映像作品であれ、監督には必ず「意図」があったと考えるべき。
と、自分では思うものの、やっぱり、「分かりにくい映画」 であることは間違いないw
解説サイトをもうひとつ
上のページでは、とくにラストシーンについて書いてありますね。僕にとっては、あのUFO研究家「矢追純一」が英語で話しているシーンがけっこう衝撃的ではありましたがw
あと、YOUTUBE で、探せば解説動画はもっとありますw
人は長い年月を経て猿から進化し、宇宙に旅立つまでになった?
映画の冒頭、猿たちが謎の石板を見上げるシーンが出てきます。
この映画は一応、「進化論」を肯定しているようにも見えます。
しかし、人類の進化というものに対して、「なんらかの関与」があったようにも読み取れます。
それが謎の石板、つまりモノリスという存在です。これがサルたちに「何か」を教え、その結果「文明」が起きたというような感じで描写されています。
僕自身は「人間における進化論」は間違いだと思っていたので、かなり興味深く観ることができた記憶があります。
んで、肝心の 「2001年宇宙の旅という映画は、なぜストーリーが思い出せないのか?」 なんですが・・・
考えても分からないですw いやーこれ以上は言いようがない。
適当に言葉をでっちあげて「思い出せない理由」を作ろうと思えばできないことはないのですが、むしろ「しないほうが良い」
この映画は当初、ナレーションなどを入れて、もっと分かりやすくしようという方向もあったようですが、なぜかしませんでした。
なんじゃ、そりゃ?
これがおっさんのオチかよ?
だから、ストーリーが思い出せないし、人にも説明できないw
分かるのは、月で発見されたモノリスが発端となって、木星探査に行ったということだけw
映画の持つ 主題、テーマなどについては、観る人によって、いろいろ解釈ができると思います。
まあ、ありきたりな解説しかできないけれどw 映像のクオリティは、今観ても相当高いんじゃないかなぁ。
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