ベンチャーをやるって、本当はどういうことですか?
この記事見出しが元記事そのまんまです。
まあ、記事読めば内容は分かる。
松尾教授のことは ディープラーニングのことで知ってたから、ずーっと関連あるものは追っかけるようにしています。記事としては、そこにポイントがあるわけじゃなくて、ベンチャーについてと、そこからビジネスにおける付加価値のはなしになっていきます。
対談なのでポイントが絞りきれていないような感じになっちゃうのですが、非常に興味深い点についてすこし書きますね。
ビジネスにおける付加価値について
まず一番シンプルなモデル。
売り上げー経費=利益
これはアホでもわかる。利益を上げる方法はふたつ、売り上げを上げるか、経費を削減するか。どちらかしかない。ひょっとして利益率の高い部門、商品の構成率をあげることに注目する人もいるかもしれません。
興味深い発言は以下の部分。
マーケティングやブランディングとかで価格を高くするのは卑怯である。
これは、付加価値について述べている部分ですね。
おなじ機能をもつ製品、サービスがふたつある。片方は無名でもう一方は有名ブランド。当然有名ブランドは高いです。機能やサービスは同じなのになぜ高く売るのか?あるいは売れるのか?
これについては個人の価値観に大きく依存する。生活必需品にも幅があって、本当にそれが生活の為に必要か?と問われれば・・じつははっきりした線引きなど存在しないことに気が付きます。
何が価値を持つかは、個人の嗜好と解釈に依存した上で価格・需要・供給が構成されます。価格設定は原則的には「コスト積上げベース」ではなく「付加価値ベース」にするべきです。
答えとして、上に引用した文章が記事にあります。
この付加価値という概念とベンチャーの意味。
ベンチャーは新しい価値を生み出し、雇用を創出するとよくいわれます。
ここで両者を結び付けます。
スタートアップは社会を良くするのか?
スタートアップをするということは、何かしらプロダクトやサービスを作って多くの人に使ってもらい、「みんながハッピー」という状態を生み、その先に儲けをもらうこと。
スタートアップをベンチャーと読み替えてもいい。
本当にソレ(ベンチャー、変革)が必要なのか?
問題を見つけ、調べたら困っている人が実は結構いて、結果としてビジネスになる。
こういう視点がベンチャー、スタートアップには欠けているんじゃないかという指摘が記事にはあります。
付加価値の解釈・・・
生活には便利で、なおかつ問題を解決するもの。そういう価値、付加価値をもたらすものがベンチャーなのかなと。
なんか、まとまりのない記事になっちゃったような。。
自分の中では、なんとなく掴めたような気がしてますが、どうでしょう。
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