二十世紀とはどんな時代だったのか? 一般的に語られる歴史のストーリーではなく、映像だけを見て僕らは何を感じるか?
さて、今回の記事は・・NHK が制作した「映像の世紀」というドキュメンタリーについてです。あなたは観たことがありますでしょうか?
僕自身はTVで断片的に観たことがあります。本当は全部、通しで観たいとは思っているんですけどね。
んで、まず感想としては・・これは絶対に観るべき映像だということですね。学校教育の現場ではどういう扱いを受けているのかは知りませんが、これは小中高いずれかで見せるべきだと思います。
思想の「教育による洗脳」と言った意味合いではなく、人間の本質について考えさせる題材としてね。
日本の教育現場ではおそらくですが「反戦材料」として教えられるのではないかと思います。いわゆる「護憲」・・つまりは「戦争の放棄」として。
まあ、番組で語られる歴史ストーリーというのは一般的に学校教育で教えられている認識ではありますが、「あの当時、どんなことが実際に起きていたのか?」 を知るには映像で確認するのが一番良い。
戦争によってヒトはとんでもなく残虐になれる
二十世紀・・1900年代というのは大きな戦争が二度起こっていますね。まあ当たり前の認識なんですけど、僕らは「情報」として過去に大きな戦争が二度起こり、広島と長崎に原子爆弾も使われたことを知っている。
あるいは独裁者によって強制収容所に人々が閉じ込められ、多くの方が亡くなったことも知っている。
お国のために爆弾もろとも敵艦に突っ込んでいった若者がいたことも知っている。
一体全体これらの狂気の沙汰とも思える出来事が、どういう事情で起きたのか? これについては世界中の歴史研究家がいろいろな研究を行っていて、その認識についても様々なものがあります。
ここではその言説それぞれについては言及しませんが、ただ一つ映像を見て言えることは・・
ヒトはとんでもなく残酷になれる
ということですね。
アナタは民衆によるリンチ(私刑)を見たことありますか? 即席裁判で死罪を言い渡され、判決後すぐに部屋の隅に置かれた刑具で絞首刑に処されるヒトを見たことありますか? または銃殺現場を見たことは? あるいは広場に無造作に積み上げられた死体の山は?・・
なかなかショッキングなことではあるけれども、そういうのは映像として記録に残されているのですね。だれも好き好んでそんな残酷シーンなど見たくもありませんが・・僕はあえて見なければならないと思うのですよ。
なぜかって? それはヒトは思想によって、あるいは憎しみによって本当に残虐行為をやれるからです。
昨日までおなじヒトとして生きてきて、それが何かがきっかけとなって殺し合うことができるんですよ。僕は何も面白がってこんなことを書いているわけではないです。
ただただ「事実を見ろ!」ていうだけです。
ちょっと話はぶっ飛びますけど・・こういった大きな歴史の流れっていうのが、ほんの一握りの集団によってプランニングされ、実行に移されてきたのかも知れないですね。僕自身はなんらかの大きなプラン(いわゆるアジェンダ)によって世界は動かされていると信じていますけど。
これは冗談を書いているわけではないです。まあ、いわゆる「陰謀論」なんですけれども、現在のコロナ騒ぎというのもいずれ「二十一世紀の映像の世紀」として未来に語り継がれていくことになるのでしょう。