APIを使わずにAIワークフローを作る。ChatGPT PlusとCodexでどこまでできるのか

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APIを使えば何でも自動化できると思っていた

この記事は以下に該当する方に向けての記事となります。

・OpenAI APIやClaude APIの課金が怖い人
・ChatGPT Plusだけでどこまでできるか知りたい人
・Codexを使ってPC作業やブログ作業を自動化したい人
・WordPress運営をAIで楽にしたい人
・AI自動化に興味はあるが、複雑な環境構築が苦手な人

AIを使った自動化について調べていると、よく出てくるのがAPIです。OpenAI API、Claude API、Gemini API、n8n、Webhook、WordPress REST API。そういう言葉を見ていると、APIを使えば何でも自動でつながるように見えます。

記事を作る。メタディスクリプションを作る。画像を生成する。WordPressへ投稿する。投稿済みかどうかを確認する。次の記事候補を出す。全部をつなげれば、ほとんど手を動かさなくてもブログ運営が回るように見える。

最初は、僕もそういう方向に少し期待していました。

でも、実際に個人で運用する立場になると、すぐに別の怖さが見えてきました。APIは便利です。しかし、課金があります。認証があります。設定があります。エラー時の管理があります。しかも、何かの設定ミスで処理が何度も走れば、コストが膨らむ可能性もあります。

AIを使って作業を楽にしたいのに、そのために課金や暴走を気にし続けるのでは、本末転倒のように感じました。

クルー
クルー

APIを使えば全部自動化できそうだけど、個人で使うにはちょっと怖いんだよな。

odin
odin

便利さと管理負担はセットです。個人運用では、全部を自動化するより、安全に止められる設計の方が重要になることがあります。

ポイント

APIは強力ですが、個人運用では課金、認証、設定、暴走リスクの管理が重くなります。だから、あえてAPIを使わないAIワークフローにも価値があります。

個人運用ではAPI課金と暴走が怖かった

有料AI APIを使えば、できることは増えます。自動で文章を生成したり、ファイルを読み込んだり、外部サービスと連携したり、WordPressへ投稿したりすることもできます。

しかし、その便利さは「管理できること」が前提です。

APIキーをどう管理するのか。どの処理が何回動いたのか。エラー時に再実行されないか。料金はどこまで増えるのか。WordPressへ間違って投稿しないか。公開済み記事を上書きしないか。

考え始めると、気にすることがかなり多い。

特に僕の場合、AIを使う目的は、作業負担を減らすことです。余計な管理作業を増やしたいわけではありません。

そこで、OpenAI API、Claude API、Gemini APIなどの外部有料AI APIは、明示的に許可しない限り使わない方針にしました。

これは、AIを使わないという意味ではありません。むしろ、ChatGPTやCodexはかなり使います。ただし、従量課金で勝手に処理が走るような形にはしない。

まずは、ChatGPT Plus、Codex、ローカルPython、クルー司令塔、WordPress管理画面を組み合わせて、APIなしでどこまでできるのかを試すことにしました。

ChatGPT PlusとCodexだけでどこまでできるか試した

実際にやってみると、APIを使わなくてもできることはかなりありました。

ChatGPTには、考える作業を任せます。記事テーマの整理、読者の想定、構成案、本文作成、タイトル案、メタディスクリプション、リライト方針の判断。こういう言語的な整理は、ChatGPTが得意です。

一方で、Codexには、ローカル側の作業を任せます。ファイルの整理、HTMLの修正、Pythonスクリプトの調整、クルー司令塔の表示改善、コピー機能の修正、レポート生成。こういう実作業は、Codexに向いています。

この役割分担が見えてくると、かなり現実的になりました。

ChatGPTは考える役。Codexは作業する役。クルー司令塔は作業入口。ユーザーである僕は監督者。

この形なら、APIなしでもかなり進められます。

クルー
クルー

つまり、AIに全部やらせるんじゃなくて、それぞれ役割を分けたわけか。

odin
odin

そうです。ChatGPTは考える役、Codexは作業する役、クルー司令塔は入口、ユーザーは監督者。この分担が重要です。

クルー司令塔で今日の一手を出すようにした

ブログ作業で意外と面倒なのは、「今日は何をすればいいのか」を決めることです。

記事を書くのか。リライトするのか。過去対話を記事化するのか。内部リンクを直すのか。WordPressの保守をするのか。毎回そこから考えると、作業に入る前に疲れてしまいます。

そこで、クルー司令塔を作ることにしました。CLEW司令塔というのは、私自身のための「司令塔」という意味です。まあ、名前は何でもいいわけでして、例えばあなたの場合は「~司令塔」となる。

クルー司令塔では、今日の一手を出します。どのプロジェクトを扱うのか。作業種別は何か。なぜ今やるのか。ChatGPTへ渡すべき指示は何か。

さらに、Odin引継ぎファイルを作る流れも整えました。過去の対話やプロジェクト資料を、そのまま記事にするのではなく、Odinへ渡せる形に整理する。そこからChatGPTで記事化する。

この流れができると、単発のAI利用ではなく、作業入口としての司令塔ができます。

もちろん、まだ完全ではありません。ボタンが分かりにくかったり、コピー欄が空だったり、WordPress投稿後の反映が遅れたり、いろいろ修正は必要でした。

それでも、毎回ゼロから考えるよりはかなり楽になりました。

記事作成後の貼り付け作業も半自動化した

ChatGPTやOdinで記事を作った後にも、地味に面倒な作業があります。

タイトルをコピーする。本文HTMLをコピーする。メタディスクリプションをコピーする。スラッグ案を確認する。カテゴリーを選ぶ。WordPressの新規投稿画面や既存記事の編集画面を開く。

一つ一つは小さい作業です。でも、毎回やるとなると、かなり面倒です。

そこで、ChatGPTの出力をクルー司令塔へ一括取り込みできるようにしました。

ChatGPTが出した記事パッケージ全体をコピーする。それをクルー司令塔へ貼る。すると、司令塔側でタイトル、本文HTML、メタディスクリプション、スラッグ案、カテゴリーなどに分解する。

そして、それぞれをコピー用ボタンで扱えるようにする。

さらに、WordPress新規投稿画面や既存記事の編集画面を開くボタンも用意する。

これで、ChatGPTからWordPressへ移る作業がかなり楽になりました。

重要ポイント

APIを使わなくても、ChatGPTの出力を一括取り込みし、ローカルの司令塔でタイトル・本文HTML・メタ情報に分解するだけで、作業負担はかなり減ります。

完全自動投稿ではなく、編集画面を開くところで止めた

ここで、かなり大事な判断をしました。

WordPress本番更新までは自動化しない。

技術的には、WordPress REST APIを使えば、自動投稿や自動更新もできるはずです。記事本文を送り、タイトルを入れ、メタ情報を入れ、下書き保存や公開まで進める。そういう仕組みは作れます。

でも、僕の運用ではそこまでしない方がいいと判断しました。

理由は単純です。怖いからです。

本文HTMLが崩れるかもしれない。Cocoonの吹き出しが壊れるかもしれない。メタディスクリプションと本文が混ざるかもしれない。公開済み記事を間違って上書きするかもしれない。意図しない記事が公開されるかもしれない。

そう考えると、WordPress本番更新までAIに任せるのは、今の段階ではやりすぎです。

だから、ワークフローはここで止めることにしました。

WordPress画面を開くところまでは自動化する。タイトルや本文HTMLをコピーするボタンまでは用意する。でも、貼り付け、プレビュー、公開判断は人間がやる。

このくらいが、今の僕にはちょうどいい。

安全ライン

WordPress本番更新や公開判断まで自動化しない。編集画面を開くところで止め、人間がプレビューしてから判断する。この止めどころが、個人運用ではかなり重要です。

APIなしでも作業はかなり楽になる

実際にやってみて分かったのは、APIを使わなくても作業はかなり楽になるということです。

AI自動化というと、どうしても「全部つなげて完全自動で動かす」イメージがあります。でも、個人のブログ運営では、そこまでやらなくても効果はあります。

ChatGPTで記事案を作る。Codexでローカルの作業導線を整える。クルー司令塔で今日の一手を表示する。Odin引継ぎファイルを作る。ChatGPT出力を一括取り込みする。WordPress画面を開く。必要な項目をボタンでコピーする。

この程度でも、毎回の面倒はかなり減ります。

しかも、外部有料AI APIを勝手に使うことはありません。WordPressを勝手に更新することもありません。

つまり、リスクを抑えながら、面倒な部分だけを減らせる。

これは、個人運用ではかなり大きいと思います。

僕の結論

個人ブログのAI活用では、完全自動化よりも、作業の面倒を減らす半自動化の方が現実的です。APIなしでも、そこまでは十分に狙えます。

自動化の目的は、全部任せることではなかった

今回の経験で、一番大きかったのは「自動化の目的」を考え直したことです。

最初は、AIを使えば作業をどんどん自動化できると思っていました。記事を作る。メタ情報を作る。画像を作る。WordPressを開く。貼り付ける。公開する。投稿済みを検出する。次の作業を出す。

全部つなげたくなる。

でも、全部つなげると、どこで間違えたのか分からなくなります。

記事の中身が変だったのか。HTMLが崩れたのか。コピー処理が失敗したのか。WordPress側で貼り付けを間違えたのか。公開判断が早すぎたのか。

こういう確認ポイントが消えてしまうと、便利さよりも危なさが大きくなります。

だから、僕の中では、最後に止められる形が大事だと思うようになりました。

AIは作業を助ける。Codexはローカルの面倒を減らす。クルー司令塔は入口を整理する。でも、最後に公開するかどうかは人間が見る。

これは、AIを信用していないという意味ではありません。

AIを使い続けるために、安全な距離を保つということです。

まとめ API不使用でも、AIワークフローは作れる

APIを使えば、もっと多くのことが自動化できるのかもしれません。

でも、個人でブログを運営する立場では、必ずしもAPIが最初の答えではないと感じました。

有料AI APIには、課金、認証、設定、暴走リスク、失敗時の管理があります。便利な反面、気をつけることも増えます。

そこで、僕はまずAPIを使わない形で、AIワークフローを作ることにしました。

ChatGPT Plusで考える。Codexで作業する。ローカルPythonで補助する。クルー司令塔で入口を作る。WordPress管理画面で最後に確認する。

この構成でも、記事作成、素材整理、コピー分解、WordPress編集画面を開くところまではかなり効率化できます。

そして、最後の貼り付け、プレビュー、公開判断は人間がやる。

この記事の結論

APIを使わなくても、AIワークフローは作れます。大事なのは、全部を自動化することではなく、面倒な工程を減らしながら、最後に人間が止められる形にすることです。

僕にとって、AI自動化の目的は、完全に手を離すことではありません。

毎回の面倒を減らすこと。考える時間を増やすこと。失敗しても戻れる形にすること。そして、最後の判断だけは自分で残すこと。

それが、今のところ一番現実的なAIワークフローだと思っています。

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