ファッションアイコンとは? 自分のファッション感覚、センスのお手本となるモデルのこと?
今日ね、ぼーっと晩御飯食べながらTVを見てたんですよ。うちの母が見てたんだけど、それを何の気なしにボケっと観てたわけ。ちなみに夕ご飯のメニューは「黒毛和牛のしゃぶしゃぶ」(笑) これは関係ないかw
んで、TVの話に戻ると、ピンクヘアーのおねーちゃんがふたり並んでインタビューに答えてるわけですよ。どうやら彼女らはファッション関係の人であるようで、その生い立ちとか活動について紹介してる番組でした。
上のリンクはちょっと情報が古いのですが・・・彼女らはアーティストであり、表現者なのですね。悪く言えば自我肥大といいますか、もっと分かりやすく言えば目立ちたがり屋であり、自分という存在の影響力を拡大したい欲求に囚われていると言える。
んで、番組の中で「ファッションアイコン」なる言葉が出てきていまして、僕にはその意味がパッと浮かばなかったんですよw
調べてみると、どうやらファッションアイコンというのは、「ファッションにおいてお手本となるモデル」のことであるらしい。
これはつまり、僕が音楽好きでギターが好きであることで置き換えて考えてみると、自分のプレイのお手本となる・・・つまり未来を指し示してくれるような、そういう存在のプレイヤーと同じ意味なわけなのですね。
彼女らは、多くのフォロワー、ファンを持つ、いわばアンテナの立った(尖がった)指標であるわけ。ギタリストでいうとスティーブヴァイとかね、ジョーサトリアーニとか。
考えてみれば世の中のどの分野であれ、こういった未来を先取りした感覚を持った人物というのはいるわけで、そういうのを「アーリーアダプター」などとも呼びます。
最初に何かに火をつける存在・・・つまり人があり、そのあとに大勢が続いていって次第に大きなムーブメントになるといった具合に。
僕は彼女らを貶しているわけではないのですよ。ただ、その存在がちょっと理解しづらかったってわけで。
「いったいあの子らには、どういった存在価値があるのだろう?」って思ったわけでw ただただ着飾って自分を肥大化させて、周りの取り巻きからチヤホヤされてるだけじゃねーの? とかねw
おっさんさー
それはヒガミすぎというか・・・
もっとアートについて素直に受け取れないかなー
いや、でもね・・・人には欲望ってのがあって、それは承認欲求とか言ってね、他者に自分の存在を認めてもらう欲ってのが潜在的、先天的にあるんだよ? それがなきゃアートなんて存在しないと思う。
自分が自分であるための証明手段というか、「他者に認めてもらって初めて自分の存在価値がある」という考え方であると思うわけさ。
要するに彼女らは成り上がりたかった。自分が得意とする好きな分野で。
インタビューを見てて思ったのは、要するにこれは「成り上がり」だなと感じました。古くは矢沢のエーちゃんですねw AMIAYAはメディアに注目されるまでは、それそれは経済的、金銭的に苦しい思いをしています。
これは東京でもがいていた過去を持つ僕にはとってもよく分かる感覚であり、「好きな洋服を買う金もなかった」「食費を切り詰めるためにモヤシばかり食べていた」とかねw
事実、彼女らはそういった貧乏生活に耐えきれず、1年足らずで一度実家へと戻るわけで、体勢を整えて再び自己実現のために上京するわけです。
んでもって「不屈の精神力」(笑) によって、再びメディアに注目されることとなり、成功への階段を昇ることになるわけですw
追記 ファッションアイコンとしてのAMIAYAがとった行動戦略とは?
ファッション業界がどんなものなのか? 僕にはイマイチ分からないのだけれど・・・ざっとインタビューを通して 「どんな活動、行動をしていたのか?」 まとめると以下。
まずは 人目に目立つこと。これに尽きるようです。とにかく人が集まるところに行って、自分の姿を見てもらう。(笑)
ストリートスナップ というらしいのですが、勝手に写真を撮ってもらって、それを拡散してもらうわけですね。彼女らの時代は ファッション雑誌の読者モデルというものだったらしいw
少しづつファンやフォロワーを得つつ、最終的には「ファッション業界において影響力のある人に注目してもらう」ことが目的なわけです。
まあ、直接の売り込みや、コンペへの応募とかいろいろあるのですけど、そういうのは実績やコネがないと難しい。まずはミュージシャンが路上ライブをやるように実績や経験値を積んでいく。
考えてみれば、どんな業界でもこれはあるわけで、最初っから勝手なパフォーマンスをやって食えるわけじゃない。地道な広報活動ともいえることを継続してやり切ることで、次第に認知されるようになるわけで。
今でいえば、いろんなツール・・・SNSとか、ブログ、YOUTUBEとか、不特定多数とつながることのできる道具はたくさんある。
んで、運よく影響力のある方に才能を認めてもらってつながりができると、今度は仕事として「何かの企画」というのが舞い込んでくる。
そういった「世に出るチャンス」 というのを逃さずに着実にこなしてきたらしい。
これらの生きざまから分かることは・・・
以上、AMIAYAをみて僕が感じたことでした。おわり