なんでいまさら「魔術」なのか？ まずはそこから話そう
さて、この「魔術」についての記事・・なんでいまさら「魔術」なのか？ いま、この記事を読み始めたアナタは魔術に興味があるはずです。でなければこんな記事はあなたの目には留まらなかった。
この記事では魔術について話そうと思っています。が、しかしながら僕は魔術に関する専門知識があるわけではありません。まず最初は、そんな僕がどうしてこんな奇妙な記事を書こうと考えたのか？ それについて軽く触れたいと思います。
あなたは「精神世界」の持つパワー、実在性を信じている
まず、この文章を読もうとしている「あなた」は人間の持つ「精神性のパワー」の存在を信じている、もしくは非常に関心を持っているはずだ。
あなたが思う通り、人間には目に見えない性質が備わっており、それが目に見える形となって表れているのが「この世の姿」だ。おおよそ人がイメージするものは「すべて目に見える形」なってこの世に現れている。
すべての源は個人の意識の中・・すなわちイメージにあります。それははっきりとしたヴィジョンや言葉、あるいはサウンドで表現され得ます。すなわち3D世界で感知できる「五感」によってすべて表現されます。
僕が思うに「モノ」っていうのは有形無形を問わず、それらは論理的思考の結果からは生み出されておらず、まず最初にイメージが浮かび上がり、それをあとからこねくり回して、なんとか理論づけして物質化させているように感じます。
つまりここで伝えたいことは、イメージすることが最初であり、かつ最重要なことであり、それが科学的であるとか、論理的というのは大して重要ではないということです。
科学は常に変化します。これを世間では「進歩」もしくは「進化」と呼びますが、いったいどこまでいけばいいのでしょうか？ 昨日、常識だったものが明日にはひっくり返る・・その繰り返しです。
これは単なる僕の妄想ではあるけれども、科学の行きつく先は「意識」だと思っています。そう、人の意識こそが「すべての源」なんです。
ここで笑いたい人は僕のことを「気が狂っている」といってバカにすればいいでしょう。あなたがバカにしようがしまいがそんなことはどうでもいいのです。
いま、世界は「魔術」によって囚われている
さて、人間の持つ精神性の奥深さについて、少しばかり自論を述べました。
僕が人間の精神や、それを操る「魔術」についてなぜ関心があるのか？ 少しは理解していただけたでしょうか？
この記事での大事なポイントを以下に整理しましょう。
つづく
このセクションでは「世界は魔術によって囚われている」と書きました。さて、これはいったい何を言っているのでしょう？
これは言葉を変えて言うならば「洗脳」あるいは「予測プログラミング」といえるかもしれません。つまり誰かが明確な意思を持ってあなたの意識に働きかけ、あなたの意識を彼らの望む方向に持っていこうとしていることを指している。
つまり、僕らは 大衆洗脳 ・・大規模な意識操作 を受けている可能性が高い・・ということです。
具体的には テレビ、新聞 などの「権威性」を持ったメディアからの情報操作です。日常的にこれら メインストリームメディア からの攻撃を受けていると、次第に「ひとつの意見」に流されていくようになります。
これは巧みに行われるので、ほんとに注意していないと混乱してしまい、真実を見失ってしまう。彼らは心理操作に優れているので、あらゆるロジックであなたに揺さぶりをかけてきます。
そして最終的にあなたの直感を鈍らせ、奴らがでっち上げたロジックをあなたに「信頼できる情報」として インセプション することに成功します。
ここで inception という言葉を使いましたが、これには理由があります。イメージとしては・・種を植え付けられる といった感じです。僕らの意識の端っこに「奴らが種をまく」といったイメージですね。このイメージは魔術ともかぶってきます。
僕らの意識に、気づかれぬように そっと種をまいていく。そしてそれが発芽して、あたかも自分の意志でそれらを選択して生み出したかのように振舞うようになる。
ここで注意したいのは、「それを誰も疑わない」ということです。自分の正しい意見、考えとしてだれも疑うことをしない。すでにそこにはロジックが完成されていて、少しの疑問も挟み込む余地はない・・
このマジック・・つまり魔術は社会のあらゆるところに見られます。僕が何を語ろうとしているかは理解できるでしょう。簡単に言えば以下のようになる。
「権威や常識を疑え！！」 です。
さて、話を魔術に戻すと、ここで僕が語っていることは ・・
Greater and lesser magic
Greater and lesser magic (known also as high and low magic or collectively Satanic magic), within LaVeyan Satanism, designate types of beliefs with the term greater magic applying to ritual practice meant as psychodramatic catharsis to focus one’s emotions for a specific purpose and lesser magic applied to the practice of manipulation by means of applied psychology and glamour (or “wile and guile”) to bend an individual or situation to one’s will.
となります。以下訳
大魔法と小魔法
大魔法と小魔法は、ラヴェイユ悪魔主義において、特定の目的のために感情を集中させる心理劇的カタルシスとしての儀式を大魔法と呼び、個人や状況を意のままにするための応用心理学やグラマー（あるいは「策略と悪知恵」）による操作を小魔法と呼ぶ、信仰の種類を示す。
いま、取り上げようとしているのは レサーマジック ですね。上の文章を読めば一目瞭然ですが、要するに「人を操る技術」として、lesser magic が使われているということ。日本語検索ではあまり情報が出てこないかもしれません。
これでやっと本題に入れそうですね (笑) つづく
