南極大陸はかつて温暖な気候の時期があった? ← 大陸移動説から言えば当然でしょ?

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南極はかつては森林が生い茂る温暖な気候だった ずーっと雪と氷に閉ざされた大地ではなかった

どこか謎めいた南極大陸。南極っていうと、雪と氷に閉ざされた大陸っていうイメージがあります。

こんな極端な気候では植物が自生するはずがないと思われるのですが、じつは南極には森林化石が存在します。

 

 

また最近では恐竜化石も発見された模様。

 

 

 

なぜ 極寒の地 南極 に森林やら恐竜などの痕跡が残っているのか?

でも、どうしてあんな極端な気候である南極大陸で広大な森林の痕跡や恐竜化石が発見されるのか?

答えは明らかで、「かつてその地は生存や繁殖に適した気候だった」 としか言いようがない。

では、現在の厳しい気候の南極が、どうすればもっと生物に優しい環境、気候になるか?

常識的に考えると、現在とおなじような気候で森林が茂ったり、動物が繁殖することはあり得ない。したがって大陸の位置が今よりもずっと北・・・すなわち低緯度にあったと考えるのが自然です。

 

南極大陸は今よりもずっと緯度の低い地域に相当長い期間、そこにあった。

これを裏付ける学説が大陸移動説ですね。

スーパーコンピューターでパンゲアの分裂から現在までの大陸移動を再現し、その原動力を解明 -ヒマラヤ山脈はマントルのコールドプルームが作った!-<プレスリリース<海洋研究開発機構 | JAMSTEC

マントルの対流作用で大地が動く 大陸は1年間に数センチずつ動いている

マントル対流によって大地、大陸が動くというメカニズムはわりかしイメージがしやすいです。

鍋に水を入れ、それを火にかけるとじわじわと下から湧き上がって、それがまた沈み込むのが観察できます。

んで、水の表面に浮かんでいるのが大陸だと仮定するわけです。水はもちろんマントル。だれも直接は観測できないけれども、地下深くにはマグマが存在しているのは明らか。

熱いマグマは上昇し、冷めたものは沈降する。この運動の繰り返しで、上に乗っかる大陸が引きずられて移動する。

地球はひっくり返ったりしない(笑)

軸はブレずに大地だけが静かに少しずつ動いてる。氷河期っていうのも、ただ単純に大地が高緯度地域に入って寒冷化するだけであって、地球全体が太陽に常に一定の角度で照らされている限りは、赤道地域も氷河に覆われるなんてことはあり得ない。

ただ、なんらかの原因による大量の塵などで日光がさえぎられ、一時的に日照量が減少し、気温が低下し、全地球的に氷結することはあるかもしれません。

 

 

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