ポール・チェンバース Paul Chambers – Go  スタンダードジャズの基礎を聴く

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音楽形式の基礎 ブルース にはコード進行の基礎が詰まっている

さて、音楽様式の基礎とは何か? あなたはこの質問にどう答えますか?

 

おっさん、また難しいこと書くよな?(笑)

それは答える人によってバラバラなんじゃないかい?

クラッシックやってた人にとっちゃバッハかも知れないし、ロックじゃジミヘンとか、はたまたブルース命の人にとってはロバートジョンソンかも知れない。

んで、一口には答えらえないよ、そんなもん。

 

んー、そうですね。 確かに難しい。僕自身も正直言って答えられません。ただ、コード進行というか、ケーデンス、カデンツという観点から考えると、ブルース形式の音楽というのは、ある意味、現代に聴かれるポップスやら、ありとあらゆる音楽形式に影響を与えているのは間違いないと思うのですね。

つまり、トニック、サブドミナント、ドミナント で構成される音楽というのは、すべからくブルースの影響を受けていると言っていい。

音楽が「起承転結」で構成されている場合、必ず主題があり、次に展開があり、そしてドミナントで転があり、最後に主題・・・つまりトニックで終わる。

これを12小節で完結させたスタイルというのがブルースであり、言い換えるならば12小節ブルースには音楽の本質的性格がすべて内包されているわけです。

 

んー、おっさんの主張は理解できないわけではないけれど、

これ音楽を勉強したことない人にはちょっと理解しがたい感覚かもしれないなぁ・・

 

というわけで、スタンダードなブルースとして、以下の音源を挙げてみたいと思います。

 

Paul Chambers – Go ( Full Album )

 

これはその昔、ジャズスクールで聴かされた音源でして、CDも持ってます。アルバムリーダーはポールチェンバースというベーシストです。

あとチャーリーパーカーなんかもおすすめ音源ということで聴いてみて欲しい。

Charlie Parker – The Best of Charlie Parker volume 1

「ジャズなんか聴かねーよ」 という方には苦痛でしかないのですが(笑) まあ、音楽の勉強だと思って聴いてみて。

よく聴くと2拍とか4拍、あるいは1拍単位でコードが変化していくのを感じ取れる、あるいは(聴きとれる)はずです。

んで、繰り返される同じコード進行のなかで、違うメロディというか違うフレーズで演奏が続けられるのですね。これがいわゆるインプロヴィゼーション、即興演奏、アドリブ と言われるものとなります。

 

まあ、ジャズの関しての知識はひとまず置いておいて、

おっさん、結局、なにが書きたいんだよ?(笑)

 

ええ、つまりですね、音楽について考えたり勉強するにはブルースは避けて通れない道だということ。ブルーススケール・・・つまりブルーノートはなんだとかいうことは置いておいて、形式としてのブルーススタイルというのは音楽構造、構成について考える時には絶対に必要な知識だということです。

俗に「黄金のスリーコード」などとも呼ばれますが、現代のあらゆる大衆音楽には必ずブルース感覚が存在しているといってもいいです。

 

 

 

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