オパールになった恐竜 生きていたものが鉱物になる 不思議な話だけど本当の話

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どうして生物が鉱物になるのか? まずはその機序、メカニズムを知ろう

この話、「オパールになった恐竜」 についてのニュース記事をまず確認しましょう。それが以下です。

配信は確認できる通り CNN です。情報の出所に関しては怪しいところは一切ありません。人によっては 「え!? なんで生きていたものが宝石になるの?」 と、驚かれた方もいるかもしれません。

「化石」と一口に言っても、その形態はいろいろであり、このニュースのように 「ミネラル化」 したものや、あるいは シベリア地方で発見される 「冷凍状態」 のものも化石の一種です。

この記事では主に、過去に生きた生物、植物が 「どうやってミネラル化するか?」 そのメカニズムについて書いていきます。

 

おっさんはどうしてそんなことに興味があるんだよ?

普通はもっと「ライフハック」 みたいな実利的な情報を知りたがるんじゃないか?(笑)

 

はい、生活していく上での役立つ情報というのは必要であることは理解しています。ただ、そういった情報というのは単純に「知的好奇心」 というものを刺激してくれないのですよ。。

ハッキリ言って「つまらない」

僕は人類の起源だとか、地球の歴史とか、あと宇宙の仕組みとか(笑) そういったトンデモ系の話が好きなんですよ。

 

やっぱり、おっさんって変わってるね(笑)

 

動物や植物が鉱物になる仕組み キーワードは「置換」

まず結論から書きますね。生物が化石化するメカニズムは・・・

 

いろいろリサーチした結果、上にある回答がもっとも正解に近いと感じました。ちょっと長いですが、全文をコピペしてみましょう。

 

化石のご説明の前に。まず、化石は骨そのものでは無く、成分としては石です(骨の化石は骨っぽい色をしているものも有りますが、成分は石です)。
通常、生物が死亡すると大半は地上に曝された状態で腐敗・破壊されてしまいますが、運良く土壌に埋もれた(川の底等で泥に堆積)したものは地上に比べゆっくりと腐敗していきます。
最初は表の皮膚、次に内臓、筋肉の順で腐敗していきますが、その間に土壌のミネラル成分(石のもと)がゆっくりと死骸の細胞内に進入してきます。これを置換といい、最後は生物とミネラルが完全に入れ替わり、石となる訳です。これが化石です。
骨の化石が良く残る事は、腐敗しにくい為に、骨の腐敗・崩壊する速度よりミネラルの進入する速度の方が速いからです。
(動物以外でも例えば葉っぱでしたら葉肉部分より硬い葉脈が化石化しやすいのはこの為です)
非常に稀な例外として、恐竜の皮膚の様な軟体部分が化石化する事もあります。これは、遺体が何らかの理由で腐敗から逃れる(ミイラ化やあまりに急速な土壌への堆積、堆積場所が塩湖等の微生物繁殖出来ない場所 等)タイミングがあり、かつその土壌が化石生成に最適の多量のミネラルを含んで・・・等の奇蹟の産物です。
最近は恐竜の化石からDNAの一部まで抽出に成功しています。素晴らしい夢ですね。

ここで重要なことは、細胞が腐敗する前に、ミネラル成分が細胞に侵入し、そして細胞内に充填し、細胞内成分をミネラル成分に置換する必要があるということです。

意味が分かりますか?

生物が化石になるのに、本当に何万年もかかる必要があるのか?

生物の細胞内にミネラルが侵入するためには、その細胞が腐敗、分解せずに残っている必要があります。とにかく細胞組織が残っている状態のうちに、その細胞をミネラル成分でいっぱいにする必要がある。

ここで「石化」となる絶対条件を考えてみます。(あえて化石とは言いません。なぜなら化石には他にも種類があるからです)

僕が考える「生物が石化するための絶対条件」とは 低酸素、低バクテリア状態です。上の回答にもあるように、酸素やバクテリアに曝露している状態(通常の地上に放置されているような状態)では腐敗する速度はかなり早くて、すぐにボロボロになり、分解されて土に還ってしまいます。

これが、何らかの作用によって、もっと低酸素、低バクテリアの状態に置かれると、その腐敗速度は比較的遅くなることは容易に推測できますよね。

具体的には地中に埋まるとか、水深が深くて、水の循環も悪い湖沼の底の堆積層などが候補として挙げられます。

んで、こういう状態で遺物の周りにあるミネラル成分が、その遺物の細胞内に侵入していくわけですが、僕はこの置換作業にはそれほど時間はかからないと考えています。

なぜなら、あまりにもゆっくりだと細胞そのもが分解されてなくなってしまうと考えるからです。おそらく石化するのに何万年もかかるというのは間違っています。

その傍証としては、オーパーツ が挙げられます。

 

ん? オーパーツ?

ああ、石の中からボルトとか金づちとか、あとなんだっけな?

車輪とか? いろいろそういった類の記事があるよね?

 

そう! そういった類の話ですよ(笑) 頭のおかしな連中は、こういった遺物を 「古代エイリアン説」 とか、超古代文明といった話につなげたがるけど、論理的の考えてみると、案外、こういうオーパーツというのは、置換作用による石化の仕業かもしれないんですよね。

 

あれれ? おっさんはソッチ系のトンデモ系オヤジじゃなかったけ?(笑)

 

違います。僕は気が狂っているわけじゃないし、狂信的カルト信者でもない。すべてはちゃんと考えてのこと。結果的にトンデモ論になることはあるけれども、一応すべての側面からリサーチはしますよ。(笑)

話を戻しますと、石化の絶対条件として「圧力」 もあるかも知れません。それは化石が堆積層から発見されることが多いからです。

化石化に時間がかかるという学説は、おそらくこの圧力と関係しています。適度な圧力がかかっていないと、たとえミネラル成分で細胞組織が置換されたとしても、ちゃんとした石として形成されないのかもしれません。このあたりは僕はよく分かりません。

僕自身はあんまり地層の重みによる圧力は関係ないと思うんですけどね。。

以上を踏まえて、最後に僕の言葉で生物の石化についてまとめてみます。

 

動物、植物を問わず、代謝活動を止めたあとに、なんらかの要因で低酸素、低バクテリアの環境に置かれる。ゆっくりと腐敗は進んでいくが、細胞組織が分解、消滅する前に周りにあるミネラル成分が組織内に侵入して、元からある細胞成分と置き換わる。いったんミネラル化したあとは、風化や浸食などの影響を受けない限り遺物はそのまま残る。

 

 

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