ある日 突然 玄関に猫が現れた! 「この子をどうしたらいいんだろ?」 悩む僕が出した答えとは・・

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出入口のドアに突然現れた猫・・「保護すべきか? 追い払うべきか?」

まったくどうでもいい話なんですけど・・

数日前のこと、ふと玄関に目をやると、そこに一匹の猫が座っていました。

 

 

近づいても怖がる様子はなかったので、家の中からガラス越しに撮影したんですよ。まるで「托鉢僧」のように、玄関マットのど真ん中に鎮座するネコちゃん。。

 

 

「んん? コイツ どうした? なんでウチんとこくるの?」

チリーン、チリ~ン と鈴を鳴らしながらやってくるお坊さんなら、「ご苦労様です」 (言葉の使い方が間違っているかもしれないが・・) とか言って、そっと500円玉を差し出して終わりなのですが・・・

このネコちゃん、近づいても逃げないところを見ると、どうやら人馴れしているようです。かといって、すり寄る風でもなく、微妙な距離感を保ったままこちらの反応を観察しているようです。

無理に手を伸ばして触ろうとすると、明らかに嫌がるので、そーっとそばに寄って観察します。

それほど汚れているわけでもなく、また、ガリガリに痩せているわけでもないので、おそらく外ネコとして、だれかに食事を与えられていたんじゃないかな?

この様子ってのが、さっきも書いたけど、ほんとに托鉢みたいで、思わず笑っちゃったw 普通、野良猫って人を見ると絶対逃げますからね。

この子はどこかで施しを受けたことがあって、生きる術を学んだんじゃないかって思うのです。

いつまでたっても動かないネコ しかたなく牛乳をあげた・・

しばらく猫を観察していたオレ氏。時期はもう12月も半ばで結構寒い。当然、ネコちゃんも寒いはずで、玄関の中に招き入れようかとも思いましたが寸前で断念。。

なぜかって?

それは「責任」 を考えたから。猫ちゃんを保護するか? それがオレにできるのか? 僕自身はこれまでペットは飼ったことが何度もあります。嫌いじゃないんですよ、ワンコとか猫ちゃんが。

いずれも死別とか家出とかで、今は同居する動物たちはいないのですが。

「ああ、くっそ寒いのにあの子、かわいそうだなぁ・・」 「帰るとこないんだろうなぁ」

というわけで、ネコ用カリカリがどこかにないか探しているオレ。(笑) ホントは飼う気もないのにエサとかあげちゃダメなんですけどねぇ。。

家出しちゃったミーちゃんの買い置きエサがどこかにないか探したのだけど見つからず。しょうがないので、とりあえず目の前にあった牛乳を与えてみることにしました。

んで、玄関先じゃ近所に目立つので、裏手の方に手招きで呼んでみたんですよ。「こっちこっちおいで」って。そしたらトコトコ走って近づいてくるんですねw

牛乳を入れたトレイを差し出すとペロペロ舐めるわけ。ネコの舌っていうのはザラザラしてますからね、牛乳を満たしたトレイ、中身が少なくなってくると、ネコの舌の摩擦でお皿が向こう側にズルズル動いて上手く舐めることができない。んで、それを僕が手で押さえてあげて・・・全部きれいに飲んでくれたw

「ネコの幸せってなんでしょうね?」 という話

さて、ここで僕はこの子たちの幸せって何? ってなことを考えていまして。つまり、保護して面倒見ることが「この子」にとって良いことなのか? あるいは「追っ払ってしまった方が」 いいのか?

普通はここで・・・おそらく保護するハッピーエンドを期待する(笑) よくネコ動画であるじゃないですか? 子猫を保護する話とか・・

僕はあれはあれですごく癒されるし、ネコたちも可愛いですからね、「偉い人たちだなぁ・・」って感心して見ていたりする。

でもね・・この子たちの面倒を見るのって、大変なんですよ。ペット飼育の経験があって言うのも変ですが、彼らの幸せを考えたときに、どういう答えを出せるのか?

狭いゲージに入れておいて、ときどき遊んでやるのが幸せか? 鎖でつないで散歩に連れて行くのが幸せか? 家中、走り回らせてエサ与えていれば幸せか?

まあ、考えても結論はでない、おそらく。やっぱり人それぞれの考え方があって、どれか正解があるわけでもない。

彼らは 「これで満足じゃ」 という意思は示せないから。

というわけで、僕が出した答えは・・・「放っておく」「自然にまかせる」

このネコちゃんは、最初に現れてからおよそ3日間、日中の間、姿を見せました。ある程度の時間ずっと玄関前に座るのです。

僕は心を鬼にして、「しっ、しっ、あっち行きな!」「ここには来るな!」と言って、足を踏みならし驚かせて追っ払います。

「なんてかわいそうなことをするんだ!」 と言って怒る方はいることでしょう。でも、それが僕の選んだ答え。

「僕にはあの子を幸せにする自信がない」 「最後まで面倒なんか見れない」

だから関りを持たないことにした。。ごめん。

 

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