現物取引と信用取引 違いについてしっかり理解する

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現物取引は価値が下がると損? 信用取引は価値が下がっても儲けられる?

今回は現物と信用のお話です。経済の基礎的部分なので、あらため書くのもアレなんですが(笑)

金融商品の取引などいっさいやらない方もいると思いますが、とりあえず知識だけでも持っていた方が良いです。

現物取引とはなんだ?

見出しに書いた「現物取引」 これは、僕たちが何かモノを買うのと同じです。つまり「何かを1万円で買った」ということは、そのモノはあなたにとって1万円の価値があったということですよね?

それが例えば、それを転売するとして、1万2千円で売れたとします。1万2千円で買った人には1万2千円の価値があったわけで、モノが変化したわけではなく、欲しい人にとっての価値が変化しただけです。

これには逆の場合もあって、買い手にとって「そんな価値はない」と思われればもっと安くなるわけです。

これらの規模を大きくしたものが「現物の相場」というやつで、貨幣価値はもちろんこと、あらゆるモノやサービスの価格でもこの原理が働いています。

 

ふーん、めっちゃ当たり前のことだよね?

現物取引で儲けるためには、高いときに売り飛ばして、逆に安いときに買い叩いて買い戻せばいいわけだろ?

 

はい、その通り。そのモノの価値がゼロにならない限り、そうやって売りと買いを繰り返せば差益を得ることができます。

基本的な考え方は現物も信用も大差はありません。ただ、モノには相場がありますが、耐用年数とかで確実に劣化しますからね・・

劣化しても価値があるもの、ないものいろいろです。ここでは数あるモノのなかでも、比較的劣化しにくい「貨幣」「暗号通貨」について書きます。

貨幣をモノとして考える

貨幣が比較的劣化しにくいと書いたのには理由があります。貨幣の劣化とはすなわちインフレを指します。

つまり、お金の価値がどんどん下がって、パンを一個買うのにも1万円とか、下手したら10万円とか出さないと買えない状況になってしまうことです。

逆にお金の価値が上がって、相対的にモノが安くなることがあります。これがデフレです。身近な例では円高になれば輸入品が少し安く手に入ることがあります。

(注) 以上はあくまで僕の主観的な見方、考え方です(笑)正確な定義については各自お調べくださいw

 

 

このように貨幣も大きく価値が変化します。これをモノとして取引するのが、いわゆる外国為替証拠金取引と呼ばれるものです。

信用取引としては FX というのは代表的存在ですね。

信用取引とは?

基礎的概念は以下のウェブページをみてください。対象は株式売買となっていますが、FX でも同じだと考えていい。

信用取引とは?

つづく

要するに証拠金つまり担保としてお金を積めば、「その原資以上の取引ができますよ」というのがFXや株式でいうところの「証拠金取引」というわけです。

上手くやれば現物の売買による差益の何倍もの利益を受け取ることができるわけです。

 

現物では「売りから入れない」・・・つまり空売り(ショート)と言われる取引はできないと思われがちですが、じつはそんなことはなくて、現物を高い時に売って、それをまた安い時に買い戻せば、原理的には、レバレッジ1による証拠金取引のショートによる差益と同じことになります。

 

今回は現物と信用のお話でしたw 僕自身、あんまり分かってない部分もあるのですが(笑)ひきつづき実際に取引しつつ勉強していきたいと思ってます。

アタマでは分かったつもりでも、なかなか実際の取引現場で最適な行動をとるのは難しいものです。

投資とか投機のやり方というのは人それぞれであり、捉え方もさまざま。

なので、人まねしても上手くいかないケースがほとんどです。自分に合った手法を独自に考え出すしかないのかなと感じています。

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