僕らが目にする地層は 「いったいどうやってできた?」 地層の形成について
今回は「地層」についてのお話。最近 「チバニアン」 などのニュースで注目されてる地層。これらはいったいどうやってできたのか?
ほとんどの方は、あらためて地層のでき方について問われると「うーん」ってなると思うんですよ。僕自身もほとんど知識がない。というわけで、一般的解説をリサーチしてみましょう。
まずはウィキ、なにはともあれウィキで(笑)
まあね、パッと読んだだけではあんまり分からないと思うんだけど、(笑)要するに、洪水や河川などの水の影響で、地上にある土砂や、あと生物の遺骸・・・これは陸上生物はもちろん、プランクトンなども含む海洋生物の遺骸が「より低いところへ」堆積した姿だと言うんですね。
あ、植物もですねw
だから下にある物が上のものよりも古いと判断する。← これが
という考え方であり、ふつーに考えて、まあ当たり前だなという感じがします。
よく分からない地層のでき方 地層は環境に大きく作用される
地層というのは、それができた環境にものすごく影響されるわけで、局所的な要因によって見た目も組成も変わります。
たとえば河川。これも上流、下流域、河口付近とかで様相が変わるようです。つまり流速の違いなどで、堆積物の組成が変わる。
詳しくは地層の関係資料をご自分で確認してみて欲しいのですが・・・僕自身、いろいろ資料を見たのだけれども、地層の生成についてはひとくちでまとめることができないのですよw
ただ、地層の基本は「堆積」である・・・これは間違いない。んで、水の作用による地層はたいていの場合、「水平」な層を作る。(らしい)
だから、たとえば山岳地帯で水平な地層があるとして、それはどうしてそうなったのか? というと、かつてそこは海底、もしくは湖底だったというしかないw
あ、あるいは「窪地」か? 周りに比べて低い土地、地域。
んで、先の山岳地帯が隆起してできたものならば、残されてる地層は「褶曲」しているはずであり、水平のままならば、海底、もしくは湖底、もしくは窪地が水が引いたのち、そのまま露出したものだと考えることができる。
もしくは水平だったところに、あとから覆い被さるように流れ込んだ地層もあると思います。
ちょっと「にわか」なんで理解が間違ってるかもですけどw 岩石や地層の一般的知識としてならば以下のサイトがよくまとまっているのではないでしょうか。
岩石や地層|地質を学ぶ、地球を知る|産総研地質調査総合センター / Geological Survey of Japan, AIST
さて、ここまでで地層の基本というのは「堆積」にあることが分かりました。しつこいけど(笑) 僕流に言い換えれば「沈殿」ともいえると思います。
んで、この堆積層・・・できるのにどれくらい時間がかかるか? 一般的感覚では地層が形成されるには、ものすごい時間がかかると思われますけど、これは本当か?
本当に何万年とか、何億年とかかかって形成されるものなのか? これを理解する手がかりとして、近年で有名な事象と言えば以下があります。
1980年の大噴火で山腹が吹き飛び、大量の噴出物と山体崩壊を起こしたのですが、後の降雨の作用で土石流となり、またたくまにグランドキャニオンのような非常に大きな渓谷をつくったらしい。
つまり大規模な地層が、噴火という地殻変動と火砕流、土石流などの作用によって、あっという間にできた事例としてよく例に取り上げられます。
規模こそ小さくなりますが、たとえば堤防決壊などの「洪水被害」
近年、この日本で水害、洪水ってのは頻発していますよね? 川の上流からものすごい水量で土砂を巻き込みながら堤防を突き破って低地に流れ込むやつね。
これって水が比較的短時間で引くんだけど、残された残留土砂って凄くないですか?
まあ、写真載せるまでもなく、ひどいと思うんですよ。あっという間に1階部分が泥に埋まるとか・・
この状況を仮に「地層の形成」と考えるとどうか? ゆるやかな土砂の堆積ではなく、急激な土砂の堆積です。これを次第に規模を大きくして考えると・・・
一気に話が「うさん臭く」なった(笑)
でもね、コレ↑ かなり興味深い話だと思うんですね。まあ、騙されたと思って一回見てみて欲しい。
一般的な意味での「これまでの常識」をいったん白紙にしてみないと理解するのは大変だとは思いますけどねw
まったく荒唐無稽な話でもないと、個人的には思います。
というわけで、現在、僕らが目にする地層というのは、いわゆる「洪水後の新世界における地層」なのではないか?
ちょっと何書いてるか、分かんなくなってきたけど・・整理すると ↓
大洪水前の原初の大陸がどんなものだったかは分からないけれども、天変地異によって「すべてが ごった煮状態」 になり、それが全地球を覆っていた水(まあ、海水ですね)の下で堆積し、やがて水が引いて現在の地球の姿になった。
それを現代の学者さんが、「全大陸を沈めた大洪水なんてなかった」という前提の下で研究してる・・・
意味、伝わってますかね?(笑)
全地球を覆った大量の水、すべての大陸を飲み込んだ水はどこへ消えた?
ちょっと話は戻るんですが、原初の洪水前の大陸を沈めた大量の水はどこへ行った? って話です。
これは、新大陸が隆起したってことで解決するらしい。
風呂に浸かれば水位は上がる。逆に上がれば水位は下がる(笑)単純ですね。水は低いところへ集まる。すなわち、水が引いて(どこかに消えて)陸地が現れたんじゃなくて、陸地が隆起して海面上に現れた。
当然ながら陸地となった体積分だけ水位は下がるというわけで。なんか理解が間違ってるかなぁ?(笑)
この動画はシリーズ化されてるんですが、なかなか面白い。作者は どうやらクリスチャン系牧師をされてる方のようで「そっち系」の視点で語られています。
ですが、まあまあ科学的な視点でも語られているので興味深く観ることができましたね。宗教臭くはないです。
いろいろ突っ込みどころはあるかと感じますけど、個人的にはものすごい洪水が起これば、一夜にして分厚い地層はできると思います。
そして、その堆積物のなかにヒトも含めた動物などの遺骸が入り込めば・・・
条件さえ整えば「化石」にもなると思いますw
現在 語られている 「地球年代記」 に対する疑問・・・
さて、簡単なまとめということで、まずは地球年代記について。地球ができてから、いったいどれくらいの時間が経過しているか? どう思います? 現在の地層を研究して分かると思う?
地球の歴史って、だいたい46億年というのが定説として受け入れられているようですが、その測定方法については以下が分かりやすい。
んで、問題は 「果たしてそれが正しいのか、どうか?」
結論から書くと 「はっきり分からない」 になると思うんですよ。「え! だってちゃんと測定できてるじゃん?」 って思いますかね?
もし、そうならいろいろ調べてみるといい。年代測定法の前提条件やら欠点、それにその歴史についても。僕にはそれぐらいしか言えないw
そもそも時間単位が長すぎると思いませんか? 1万年前ぐらいなら想像がつきますけど、億年ですよ? 100万年→1000万年→んで1億年・・・それが積み重なって46億年・・・
紀元前の歴史って、だいたい遺物や遺跡から推定して約4000年ぐらいとして、紀元後から現在までのトータルでおよそ6000年ぐらいの歴史がありますね。一般的見解としてね。これは見る人によってもめちゃくちゃ変わってくるんだけど、はっきりとしたことは分からない。いろんな研究者の見解があるから。
ただ、なんとなくだけど、なんか学者の言う年代って、「とてつもない時間」 「とんでもない時間スケール」 を持ち出すと思うのねw
なんで、そんなに長い時間スケールで物事を考えるのか? 一般的に受け入れられてることが常に正しいとは限らないと思うんだけどなぁ。