ヒトが土を食べる理由 土食文化って聞いたことありますか? 

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ヒトはなぜ土を食べようと思ったのか? 土を食材にする人たち

化石についてリサーチしてる時に、不思議な聞いたことない食文化・・・「土食文化」について知ることができたので、この記事を書いています。

たぶん 「どしょく」 と読めばいいんだと思いますがw

 

えっ!?

食材として土、土壌を使うってことなのか?

そんなの聞いたことないぞ?

 

ええ、僕も知らなかったし、人から聞いたこともなかったんで・・・半信半疑で検索してみたら、どうやら本当に「土食文化」というのがあるらしいんですね。。

 

 

人間に必要な栄養素としての「土」

土の成分としては、「ミネラル」 ということは、あなたもおそらく知っていることでしょう。ただミネラルっていうのは、なにも土だけじゃなくて、地下水とか植物、そして動物にも当然含まれています。

なので、どうしても土から直接、摂取しなくてもいいはずなんですが・・・なんでこんな変な食文化が世界には残ってるんでしょうか?

とりあえず、人体に必要なミネラルの基礎知識ということで、ウィキを確認してみましょう。

 

 

確認してみると金属類も含まれていますね。意外に思われるかもしれませんが、ミネラルというのは鉱物だけじゃなくって、金属元素も含まれるんですね。

まあ金属も鉱物と言えば鉱物なので・・・境目が判然としませんがw 要するに分類としては「無機物」ということになるらしい。

このあたりは専門知識が必要となってくるのであやふやな知識でははっきり分からないですw が、とにかくミネラルは人体には必須の要素であることは間違いがなく、厚生労働省がその「元素と必要摂取量」というのをまとめています。

 

んで、簡単にまとめちゃうと、人類はなぜかミネラル成分が体に必要であることを知っていて、それで「土食文化」なるものが世界には残ってる・・

 

ということですかね。

体に取り込まれた、これら金属元素を含むミネラル成分がどういうふうに影響を与えているか? これを理解するには、さらに詳しいリサーチや学習が必要となってきます。

ただ「アメリカとの摂取基準の違い」にも見られるように、僕自身は現代科学をもってしても、まだこれらミネラル成分が人体に働きかけるメカニズムは完全には解明されていないと感じています。

とにかく、世界には学習したわけでもないのに、(おそらく口伝とかで伝えられた生活の知恵)という意味で、土を食材に使う人達がいる。これは事実。

不思議だなー

 

おや? 今回は例のエノク書の堕天使つながりの話はないのかい?(笑)

いや、じつはそれが関係があるんですよw つづく

薬の起源について 土は食糧ではなく医薬品だった?

土食文化についてリサーチを進めると、どうしてもその起源というか、「なぜ土を食べようと考えたのか?」という疑問に突き当たります。

はっきりとは分からないけれども、ヒトはどうやら「土」というものを「食材」とは考えずに、いわゆる「医薬品」として最初から考えていたフシがあります。

上に挙げたウィキ 「土食文化」 の項目からたどりますと、まず以下の項目に行き当たります。

 

 

んで、この本の 解題 について見てみると、著者は相当な年月をかけて実地調査もしているのですが、合わせて800種にも及ぶ過去の文献も参照して、この本を書きあげているのです。

つまり、いつからかは分からないけれども、中国には古い時代から語り継がれた「医薬品に関する知識」 というものがあり、それを記録した文献が伝わっていた。

んで、これらの知識は翻訳されて、徳川家康にも献上されているのですね。

 

ふーん、土を医薬品として食べる行為については長い歴史があるという説は理解できるんだけど。。

なぜヒトがそれらの知識を知ることができたのか?

これは説明がつかないね?

 

ええ、確かにそうなんですよ。

なぜヒトは「土に医学的効能がある」ことを知っていたのか?

つづく

さて、この疑問に関する答えとしては以下の文章が一般的には受け入れやすいと思いますね・・・

ただし、これはあくまで推測でしかないことに注意してください。

ちょっと長いですが引用しましょう。

 

有史以前のはるか古来より、人類は様々な物質を薬として用いてきたと考えられている。
有史以降の現存する薬に関する書物としては、紀元前2000年頃のメソポタミア文明時代の粘土板を最古として、紀元前1550年頃の古代エジプトの『エベルス・パピルス』、紀元前3世紀頃の古代中国の『神農本草経』、紀元1世紀の古代ギリシャの『薬物誌』などの存在が知られている[1][2]
科学的知見や医学的知識がほとんど存在しなかった当時、これらの薬の多くは実際に服用した先人による経験則や、呪術的な見地(形態学的に特異な物や疾患との対応性など)、ホメオパシー的見地、あるいは珍奇さから見出されてきたものであった[1]。神話においては、中国の三皇五帝の1人である神農が、日々七十数種の植物を身を舐めて試し、薬となるかどうかを判別したとの伝説が知られている[3]
このような呪術的観点からの治療が主流であった時代において、人体を薬として利用する行為が行われていたことを想像するのは難しくない。中国では古くから薬として人体の様々な部位を用いていたが[4]、日本でも同様に古くから脳や肝臓、人肉、人骨、肺、心臓、胎児などを病の治療のために利用した例が知られており[5][6]、また西洋の民間薬でも人体由来のものが知られている[7]

 

以上が引用となります。引用したソースは以下となります。

 

 

ここで重要なことは、「古代の医薬品に対する現代人から見た考え方」です。

全体を通してみると、この文章を書いた人物の「古代人の医薬品」に対する考え方を知ることができる。

つまり、古代人は迷信深く、科学的な思考をすることはせずに、「おまじない」によって治療することを真剣に考えていた・・・

悪く言うと、「古代人はバカだった」 と言ってるんですよ。(笑)

僕の言ってること理解できますか?

現代科学における知見こそ人類が到達したもっとも高い知見である・・という考え方なんですよね。だから、古代人が残した知恵や文献内容などは考察するに値しないと考える。

僕はこれは間違ったモノの見方だと思うんだけどな。。

んで、結論を書くとこうなります(笑)

 

ヒトは経験則や呪術的対応性、照応性から自然に存在する「生薬」の効能を見出したのではなくて、それらの知識を完全な形で誰かに教えてもらっていた。また、これらの知識は現代医学にも応用可能なものであり、「非科学的なおまじない」で切り捨てられるレベルの知識ではなくて、じつはとても実用的で科学的知識に裏打ちされたものである。

 

なかなか賛同してもらえない意見だと、自分でも感じる部分はありますが(笑)

確かに上に挙げた 「ヒトに由来する生薬」 を読むと、「これホント? なんかバカっぽいけどアタマ大丈夫か?(笑)」 と言いたくなる記述がたくさんあります。

迷信やらおまじない、それに呪術的要素の入り混じったこれらの文献にある奇妙な記述が、いったいどういった経緯で記され残されてきたのか?

非常に謎ではあるけれども、僕にはこれらがすべての内容が「ヒトの妄想の産物」だとも思えません。きっと大昔に何らかの根拠となる事実があって、それらが代々伝わってきたんじゃないかと思えるのですね。

大昔に何らかの根拠となる事実があった・・・つまり「誰か」が、ヒトに知識を教えたという事実・・ その誰かというのが 堕天使たち ではないかと思うのですね。

 

おっさん、それ絶対おかしいって。。

そんなもん、つーか、「堕天使」なんていったいどこにいるんだよ?(笑)

 

ええ、分かってるんですけどね、でも、調べるほど「そうなんじゃないか?」 って思えてくるんですよ。これが。(笑)

古代エジプトにおける黄土の医学的利用法

いろいろな古代の医学書について調べるとかなり興味深いものがあります。そのひとつに古代エジプトの時代に書かれたエーベルスパピルスがあります。

 

 

興味深いのは、内容もそうなんですけど、じつはこのパピルス、さらに古い時代の情報も書かれているんですよ。

どういうことかというと・・・いわゆるこれらは「写本」なわけです。代々、伝わる情報をそのまま新しいパピルスに書き写して後世に伝えているのですね。

詳しくはウィキに直接あたっていただくとして、「土」 に関する記述については「黄土」がすごく効果があるというように書かれているらしい。

いわゆる「万能治療薬」として黄土をあげているのです。

 

 

ウィキによると、紀元前3400年にはこれらの情報がパピルスに記録されていたらしい。まったく驚きです!!

こういった話をすぐに「堕天使」とか、「古代エイリアンとか、「アヌンナキ伝説」とかに結びつける態度はちょっとどうかと自分自身も感じますけれども(笑)

じゃあ、こういった知識を古代のエジプト人たちは、どこから得たんだ? という話になると 「うーん・・・」 ってなると思うんですよね。

ヒトは本当に長い年月さえあれば、誰かに教えてもらうことなく「経験」から科学的あるいは医学的知識を得ることができるんでしょうか?

 

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