奇をてらったメロディと自然に響くメロディの違い
この記事ではジブリ作品で聴かれるメロディについて書いています。
ジブリ作品って人気ありますね。それはなぜでしょうか?
それは宮崎駿って方の根底にある「人間性」から来ると考えます。
人としての自然な感覚ってものを重視してるんじゃないかと感じるんですよね。
例えばここに二つの選択肢があるとする。一方は見返りを求めない親切、そしてもう一方は見返りがないものには親切な行動を取らないという選択。
あなたはどちらがより「善」だと感じるか?
僕は前者、つまり見返りを求めない、あるいは考えない親切心がより善であると感じます。
「なに綺麗ごとぬかしとるんじゃ!」
という声が聴こえてきそうですけど、これは俗に「陰徳」と言われている。つまり誰も見ていなくとも自分が善であると考える行動をすること。
ちょっと話がずれてきているかもしれませんが、ジブリ作品の音楽には人として「善なる心」を呼び起こす何かがあると思う。
というわけで以下にひとつリンクしておきます。
今の僕にはとても癒されるメロディです。
音楽理論的な分析はやっていませんけれど、ジャズやロックとは違ったシンプルさにとても癒されます。ほとんどダイアトニックな動きが中心だと思うのですが、やっぱりほっとする感じがします。
なんか懐かしさも感じますし、なにより自分の心の美しい部分に語り掛けてくる感じがするのです。
あなたはどうですか? おそらく同じような感性を持つ方はたくさんおられるんじゃないでしょうか?