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御嶽山 噴火 にみる予知のむずかしさ。警戒レベルの判断とその責任は?

      2017/01/25

御嶽山噴火は予知できなかったのか?

さて、報道されているように御嶽山が噴火しました。

残念なことに死者まで出た模様です。亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

噴火の前兆はあった?

ここからがむずかしいのですが・・・以下に参照した記事リンクです。

 

御嶽山噴火、10人が重体・重傷 気象庁「予知は困難」:朝日新聞デジタル御嶽山噴火、10人が重体・重傷 気象庁「予知は困難」:朝日新聞デジタル

この記事には気象庁の見解が述べられています。

御嶽山は、気象庁が24時間態勢で監視する47火山の一つ。07年3月の小規模な噴火以来、静かな状態だった。今月10日ごろから活動が活発になり、11日には85回の地震を観測したものの、22日以降は3~10回で推移していた。

山の表面の膨張といったマグマの上昇を示すデータも観測されず、火山性微動を観測したのは噴火の12分前の27日午前11時41分。気象庁の北川貞之・火山課長は「地震の回数だけで、噴火の前兆と判断するのは難しい」との認識を示した。

 

気象庁は ”前兆と判断するのは難しかった” といっています。

24時間体制でデータを取りながらも予知できない?

僕は 「これ、責任問題になるんじゃないだろうか?」って、すぐに思ったんですよ。

「火山噴火予知って、こんなものなのかなー」って思ったんですが、実際はどんな評価をすればいいんでしょうか。

まともな予知研究はされているんだろうけど、防げなかったのかって。

まともなデータベースがなかったのか?

おそらく一流の研究機関が予知に関与していたのは間違いないと思います。なんてったって気象庁ですからね。

そこでズサンな監視体制がばれちゃったら、とんでもないことになる。気象庁としては ”予測は困難だった” としか言いようがないと思います。

でも ”直近での噴火” という尋常じゃない状態に巻き込まれた人たちは納得しないと思いますね。

「なんで前兆があったのに入山規制しなかったんだ!!」

という声がでてきてもおかしくはありません。本当に、こういう時の責任問題はむずかしいです。東日本大震災の津波による福島第一原発問題もおなじですもんね。

 


 

 

今回の噴火は、自分で好きで山に入っていっての自然災害ですから

「迷惑かけるな!」とか、「救助費用はきっちり負担しろ!」とか、そういう声もあるようですが・・

 

”想定外” で片付けられて 「はい、そうですね・・」 じゃすまない部分もあるのはよく理解できます。今後の推移を注意して見守りたいと思います。

おわり。

ああ、やっぱり責任問題発生。「賠償しろ!!」

 

御嶽山噴火で遺族提訴=「警戒レベル引き上げ怠る」―国、県に賠償請求・長野 (時事通信) - Yahoo!ニュース御嶽山噴火で遺族提訴=「警戒レベル引き上げ怠る」―国、県に賠償請求・長野 (時事通信) – Yahoo!ニュース

気持ちは分かる。けど、災害発生の予知は難しい。なんでもかんでも責任を言い出したらキリがないんです。やることなすことすべてにおいて。

最低限、自分で安全や責任の所在について、あらかじめ納得したうえで行動する。これしかないです。自分に損害が出たあとで、誰かに責任を負わせるという態度はよろしくない。

活火山というのはいつ活動が再開してもおかしくありません。それを分かったうえで登山してるんだから 「警戒レベルが・・」 とか言い出すのは本当はおかしいと思いますよ。

今後は気象庁も 「登山は自己責任」 というしかないでしょう。「安全だから登ってもいい」 とか絶対言っちゃダメ。危険性がゼロではないかぎり、あくまで自己判断ということ。

安全管理っていうのはほんと難しいと思う。

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