組織改革について

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汗をかかない評論家などいらない。自らアイデアを出し行動する。

何かの目的のためにある企画を立てるとする。当然 自分一人では何も成しえることはできません。他人に共感してもらい、ともに行動を起こしてもらう必要があります。そこで どういったことを考えなければならないか?

人を仕分けする

何事も 人ありき です。協力を仰ごうとしている人物がどういう考えを持つ人なのか? ここがプロジェクトマネジメントの重要なポイントであると考えます。

人には当然 個性 があります。また、目に見えない潜在的能力も隠されていると考えたほうがいい。現在の状況から彼または彼女の能力を測るだけではなく、どんな条件がそろえば一番個性を発揮して輝いてくれるのか? 適材適所 という言葉がありますが、まさにその通りで、与える場によって見違えるほど能力を発揮する可能性はじゅうぶんあります。

私の場合の個人的な人を見極めるポイント

  1. 他人の意見を批判ばかりしていないか?
  2. 常識的思考にとらわれすぎていないか?
  3. 反対意見ばかりで自らのアイデアを出さない。
  4. 一見すると良いアイデアのようにみえるが、じつは他人の借り物ではないか?
  5. 立派な理念をぶち上げるが、言った本人に人望がない。
  6. 何かにつけ できない理由を並べ立てる人。 どうしたら可能になるか ではなく、なぜできないのか、不可能なのかを優先的に考える人。

ざっくり挙げると上記のような感じ。一口でまとめるなら ネガティブ思考 となるかもしれません。慎重に考えることと、ネガティブ思考は明らかに違います。根拠のない自信 というのも困ったものですが、批判ばかりして育てることを知らぬ人はもっと悪い。言葉を変えるなら、タイトルにあるような 汗をかかない評論家 となります。以上を踏まえたうえで、どうやってこういう不毛な集団を改革していくか? について考えます。

個人的に関心の高いことに関わってもらう

プロジェクト の中身にもよりますが、一番の解決策は その人が最も興味のある分野 に携わってもらうことだと考えます。嫌々関わるのではなくて、進んでアイデアを出してみずから動き出してくれるように配慮すること。自分の好きなことなら普通は黙っていてもやりますし、行動すると思うのですが間違っているでしょうか。仮にそういった環境を作ってあげても改善しない場合は見切ったほうがいい。そういうケースではみずから汗をかいて目的を達成することに価値を見出せず、目先の自己利益にしか関心がないのではないかと思います。そういう人は自己の利害関係になると目の色を変えて食いつく。

周囲に悪影響を及ぼす場合は、できるだけ遠ざけるか可能なら物理的に接触を断つことです。

単純な縦割り人事から個人的な興味による分類へ

さて、個人的な興味分野による人事リストを作成する段階まで来ました。ここからはどうマネジメントすべきか?

ここではいわゆる 承認欲求 というものが大事になってくる。つまり自分の存在を周りに認めてほしいという欲。 新しいアイデアを出して、それが成功すればだれだって嬉しいし、まわりから 「すごいね」と言われたい。たとえ金銭的見返りがなくとも認められることは動機として強烈なものがあります。こういった報酬のようなものを与えて、ますますその分野で輝くように導く。言葉を換えれば 人を育てる ともいえる。

ここまでくればプロジェクトは黙っていても育つと思う。自分の前向きな意見が反映され、それが育っていくような仕組みをつくることができれば、それは次世代にも継承されていくのではないか。

重要なことは、破壊者を見抜いて、それらを排除すること。どこの世界にも おかしな奴 というのはいる。不毛な会議で消耗するのはもうたくさんです。クラッシャーにめちゃくちゃにされないために知恵を絞って立ち向かいましょう。

 

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