音楽におけるモードの概念 コードスケールとの違い

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モードってスケールのことかな?

違います。

モード奏法って言葉、聞いたことあるけど

もしかして弾き方なの?

惜しい!! 弾き方というよりは 「音の選び方」 だと言っていい

音の選び方だと言われても

みんな適当に弾いてるんじゃないの?

適当じゃモードの雰囲気が出ません!

モードの雰囲気を出すためには、そのモード特有の音を強調しなきゃダメです。

 

 

モード特有の音ってなに?

各モードには「どのモードか識別する音」があるんです。その音こそがモードの色彩感を生んでいるんです。

イメージで言うと、ドレミファという音列は7色の色彩を表しています。まるで虹と同じですね。とても興味深い。

色彩と音の間には確実に関係性があります。

音楽におけるモードとは旋法のことだ!じゃあ旋法っていったいなんだ?

旋法(せんぽう、英語:musical mode、モード)とは、旋律の背後に働く音の力学である。 一般に旋法は音階を用いて記述されるので、音階と混同されがちであるが、音階が単に音を音高により昇順あるいは降順にならべたものであるのに対し、旋法は主音あるいは中心音、終止音、音域などの規定を含む。 旋法は特殊化した音階、あるいは一般化した旋律として定義できる[1]

上の文章はWIKIの丸コピーです。これ読んだだけじゃちょっと意味が分からないと思います。

要するに自分で音階作っちゃって、勝手に決まり事を定めて演奏してねってこと。こういうのは民族音楽でよくあるのよ。沖縄民謡、日本の筝曲の古典とか。

いま、問題にしているのはポピュラー音楽なので、そのフィールドで話を進めます。

チャーチモード、教会旋法、ギリシャ旋法の使い方

ポピュラー音楽において現在よく使われるのが、チャーチモードと呼ばれるものです。使われる言葉は違いますが、ギリシャ旋法というのもまったく同じものです。

モードの説明によく使われるのは、メジャースケールをそのままずらすという方法です。

キーをCとすると、順にD,E,Fとずらして各音階を作ります。この操作でチャーチモードの音列すべてを作ることができます。

 

ただ、この操作でできた音列は、キーがCの時だけにマッチする音階であり、純粋なモードの概念とは異なります。

どちらかというと、メジャースケール上にできたダイアトニックコードのコードスケールという意味合いが強いです。

本来のモードとは、この操作でできた各モードを使って、ひとつの曲、メロディを完結させることです。したがって各モードの主音は一番目の音となり、この音を中心音として考えなければなりません。

※ 中心音をわざとずらすという考え方もあります。

モードの特性音とは?

モードを特徴づける音というのは、各モードで異なっています。ドレミファをずらして考えることにより得られる各モードを同じ調に移調してすべてのモードの一番目の音、すなわち主音を同じ音にした時に、どの音が他のモードと唯一違うのか? に注目します。

たとえば リディアン これを主音をCに移調してドレミファというように確認していくと、第4番目の音が♯していることに気が付きます。

この音こそが他のモードとの唯一の違いであり、特徴音、特性音 と呼ばれるものです。

そして各モードの特徴を表すコードというのは、特性音を含む他のダイアトニック和音のことであり、それらの和音群からトライトーンを含むコードを除くことで得られます。そしてそれを連結することによって、各モードの特徴あるコード進行を演出することができます。

言い換えると、特性音を含むメジャーもしくはマイナーコードのみで各モードの特徴を表すことができます。

なんでトライトーンを含む和音を除くの?

それは主調への回帰を強調してしまうからです。

Dドリアンモードのケースだと、主調はCです。モードの概念でいうとDマイナーが中心なのに、G7(ドミナント)を鳴らすと主調であるCへの傾斜が強く感じられてしまうからです。

ただしモードの雰囲気を出すのに最適なコードの組み合わせというのがあるというだけで、ドミナントコードを使ってはいけないという規則はべつにありません。なので自由にやってみて違和感がなければ全然OKです。

 

ギリシャ旋法を源流とする現代の調性音楽に慣れた耳には、トニック、サブドミナント、ドミナントという機能和声による音楽構造というのは強力に感じるものです。なのでモードという概念は聴感的に受け入れにくい面があるかもしれません。ただしこれは歴史的経緯によるものであり、主要三和音のもたらす感覚というのは僕たちに生まれつき備わっている性質ではないと考えています。

 

主調への回帰ってなんですか?

それはいわゆるドミナントモーションというものです。トライトーンも含めて別のページで解説しないと分からないことかもしれません。

たとえ楽器をやっていても理論的に知らないことはたくさんあります。

感覚的には分かっていても「それがなぜなのか?」理論的に分からない、知らないことってのはたくさんあります。

 

 

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