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フランスの作曲家 ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ 美しい印象的なメロディ

   

日清戦争のころ、フランスではラヴェルがこんな美しい曲を作っていた。

フランスの作曲家 ラヴェル といえば ボレロ が有名です。今回注目したのは彼が若い時に作曲した「亡き王女のためのパヴァーヌ」 というピアノ曲です。メロディがとても美しいと感じます。

いろいろヴァージョンがあるようですが、ピアノ演奏の弾き比べという動画がありましたので引用しましょう。

 

テンポが遅い曲なので、拍の取り方がイマイチよく分からないのですが、冒頭から一区切りつくまでの流れがとても美しく感じますね。この曲の肝はまさしくこの冒頭のメロディラインにあると言ってもいいかもしれません。

曲の終盤でもこの美しいメロディラインが繰り返されていますからね。

亡き王女のためのパヴァーヌ は 1899年に作曲されたらしい。

彼は1875年生まれですから25歳のときにこの作品を作曲したことになります。ラヴェルがどうやって音楽の過去遺産を吸収し、発展させていったのか?

詳しい時代背景や、環境その他についての考察は僕にはできません。圧倒的に知識が不足しているからね。しかし、この曲については実際に聴いて感じとることができる。

まず感じたのは 「新しい」 ということ。何と比較して言ってるのかというと、現代で聴けるサウンドと何も変わらないという点で 「新しい」 試しにギターでコードを採りながらコピーしてみたのですが、ヴォィシング・・・つまり指板上におけるコードフォームってのがあまり変なものじゃなくって、比較的シンプルな形で簡単にできちゃう。

コードに対するメロディの取り方っていうのか、そういうのが現代とほぼ同じ感覚じゃないかと感じる。作曲の時にコードネームシステムというのがすでに頭の中にあったのかどうかは知らないけれども、ほんとに違和感がない。

とにかく冒頭のコードに対するメロディの取り方と、その連続する美しさは単純だけど悶絶級。印象に残ります。

他の方のブログで、「当時のフランスの若い女性に非常に受けた」 という内容の記事がありましたが、なるほど 「これは女性には相当ウケるんじゃなかろうか?」 と思いました。

ラヴェル本人は、この曲について、「それほど大した曲じゃない」 と謙遜していたらしいですが、晩年、半ボケの状態になってからこの曲を聴いて、「美しい曲だ。誰が作ったのか?」 と尋ねたらしいです。ウソかホントか知らんけど。

 


 

 

この時代は サティ、ドビュッシー とか興味深い音楽家が出現しています。いわゆる印象派なんですが、どこからこういった音楽的インスピレーションを得ていたのか、とても興味がありますね。

交友関係とか、時代背景、そして他のアートとの関係、などなどいろいろ遡って調べてみたい。

 

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