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ギターへの愛着 長年の友人であり相棒でもあるテレキャスター

   

ガキにはテレキャスターの良さが分からないし、似合いもしないと思う。

ギター弾きにしか分からない話。

あなたはどんなギターが好き? 僕はテレキャスターとの付き合いが一番長いです。いろいろギター触りましたけど、これほど長く弾いているのはテレキャスターだけ。

 

ムーンテレキャスター

これはムーンギターの35年記念モデルです。価格はおよそ30万円ぐらい。僕の愛器は、このモデルの原型となるもので、マシンヘッドのムーンのロゴもありません。ムーンの草創期でしたからそんなものはありませんでした。基本的なルックスは上の写真とよく似ています。しかしボディカラーはもっと赤いやつで、木目が透けて見えるタイプ。なんという塗装なのか、よく知りません。ボディ材は当然 一枚もの で、造りはしっかりしている。

肝心の価格はおよそ20万円。ジュラルミンのハードケースに入っていて、それはそれはかっこよく見えました。当時の僕には高かったけどずーっと付き合えそうな予感がしたの。だから即決でお持ち帰りでしたね。

楽器屋のオヤジが、「オマエ どうしてソレ選ぶ?」 みたいなこと言ったのを覚えてます。生意気なガキだ と感じたんでしょうね。「おまえにこの良さが分かるわけねえ」 といった感情からそういう風に言葉に出たのでしょう。

ピックガードも元々ピカピカのゴールドなんですが、ピッキングの跡がついちゃって、かなり剥がれています。上の写真と唯一違う点は ナット ですね。ここが真鍮製なの 昔のは。あとストラップをかけるピンはひとつのみ。写真のようにふたつもありません。

もうひとつ気になるところ、それはネックというか指板ですね。写真ではなぜか黒檀に見える。ほんとの初期モデルはローズウッドです。ローズと黒檀じゃかなり弾き心地が変わってくると思うのですが、まあ好みの範疇になるのかな。高級感があるのは黒檀ですけど僕はローズウッドが好き。

重量はすごく重いです。まったくライブ向きじゃなくって、どちらかというとスタジオ向き。上のモデルもけっこう重いんじゃないかと思います。オリジナルのピックアップはシェクターでしたが、今はビルローレンス。

あんまり気に入ってないので近々交換予定です。フレットは自分でジェスカーというブランドのものに打ち直しました。ビブラートを縦にゴリゴリかけるスタイルだったので長年の使用でペッタペタにすり減って、かなりサウンドにツヤがなくなっていたと思います。

今はあんまり縦に弦を揺らさないで、クラッシックタイプというか横に揺らすスタイルで弾くようにしていますね。まあ音に表情を付けるものですから使い分けていますけど。

サウンドよりも見た目で買ったテレキャスター

当時の僕は、まだガキんちょで、テレキャスターというのがどんなギターなのかよくわかっていなかった。なぜ、このギターを選んだのかも分かりません。ただ一目見て惚れたとしか言いようがない。

たしかにフェンダーのツインリバーヴでエフェクターなしで弾くと良い音がしました。これは間違いない。すげーいい音。サスティンも抜群に良くて、きれいな余韻を感じつつ弾ける。ボディ鳴りというのかな、木に響いているっていう感じ。

超絶速弾きとか、メタルをやるギターじゃないけど、味わい深いギターです。どちらかというと、人の方がギターに合わせるといった感じでしょうか。個性が強いというか、ギターのキャラクターを弾く人が 「変える」というより、逆に 「ギターに合わせろ!!」 みたいな主張を感じさせるギター。

一応、買う時にふたつ比べてみたんですよ。それが以下の写真。

ムーンギター2

この写真も記念モデルですが、基本的にはほぼ初期のムーンと同じです。

向かって左のストラトタイプ。これも良かったです。文句なしの良い音出します。でもねルックスがどうしてもイヤ。マシンヘッドがでかいのがあまり好きじゃないからか。

テレキャスターはジジイが持っていてもイカシテルと思う。

べつにどんなギターでも、気に入って使えばいいと思います。ただテレキャスターに関してはガキが持つより、ある程度年齢のいった人が使ってた方がいい。

まったく個人的な見方、感じ方だけど、ギターの持つキャラクターってのはやっぱり元々あって、それを感じつつ弾くっていう、言い換えると対話っていうのか、楽器と対話するっていうのも変ですが、そういう付き合い方がいいなあって思うの。

ころころギター変えるってんじゃなくって、気に入らないところが少々あってもじっくりと向き合う。どうしたらいい音出せるのか、探るというか、そういう弾き方。

そんな風にずっとコイツと付き合いたいと思う。そう感じさせてくれるギターです。

 

 

 

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